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水分補給 | ||||||||||||||||
山登りに水を飲まない人はまずいないと思う。 では,水は何のために必要なのだろう? まずは,山登りの際の体温の上昇について見てみよう。 気温38度,湿度30%の中で6時間歩行した実験の結果である。 |
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この表からわかるように,水をとらないとしたら,早い段階で疲労困憊となってしまう。 興味深いのは,水を自由にとっても6時間後には疲労困憊となっている点である。つまり,自由に水を 飲むということは,体の欲求に答えているのだが,体調の面からいうと万全とはいえないのである。 水は意識して少し多めにとるということが,水分補給のコツといえるようだ。 では,水をとらなければ,どんな症状が身にふりかかるのだろう。 |
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水分補給は山登りにとって,命にかかわる大切なものである。 少し多めにとることを心がけたい。とくに中高年にとっては,大切な山登りのコツだと覚えておきたい。 |
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参考文献 「登山の運動生理学百科」山本正嘉著 東京新聞出版 | ||||||||||||||||
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