今日は、ぞうさんご夫妻と一緒に龍良山に登ることになった。 本当はSさんも一緒に登る予定だったが、Sさんは急用でこれなくなった。 実はこのところ山でのおにぎりは、Sさんからいただいた新米を炊いて作らせていただいている。 山のみで食べられるご褒美だ。 ご一緒できなかったが、おいしいお米にいつも感謝である。 ぞうさんご夫妻の自宅に寄り、三人で鮎戻しの山の上駐車場に向かう。 ただっ広い駐車場には、私の車一台。 なんという贅沢。 身支度を見ませ、歩き始める。 龍良山の登山道は自然の豊かさに、心がふるえてくる。 縄文時代から続く照葉樹林の森がやさしく包んでくれる。 スダジイの木で写真をとり、先に進む。 と、ここからぞうさんのご主人がグループをリードする。 ぞうさんは元気な方で、途切れない話が楽しい。 寡黙に歩くご主人と話好きの奥さん、いい夫婦だ。 木斛山分岐を過ぎると、風が強くなってきた。 これからが多少の急登となる。 歩きやすいルートを選びながら、ぞうさんのご主人に着いていく。 視界が開けた後は、まもなく山頂だ。 おっ、腹もいい具合に減ってきた。 山頂で楽しい昼食となる。 ぞうさんにおにぎりをいただく。 昆布を絶妙に巻いたおにぎりがうまい。 御嶽でもうまかったが、今日も格別だ。 いつもりまにか、山の弁当はおおいなる楽しみとなってしまった。 下山路もぞうさんのご主人に着いていく。 ほどよい寒さの登山道をゆっくり歩き、無事、登山口に到着。 お二人を案内するつもりが、ぞうさんのご主人に案内していただいたような登山となった。 帰りはぞうさんの自宅により、シュークリームをいただく。 なんという幸せ。 一人ばかりの山が多いが、 一緒の山もまた楽しかった。 お二人に感謝、感謝。 |
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