妻と白嶽に登ることにした。 妻はこの白嶽が一番好きだという。 苔むした岩、その岩を割って生きる木々、登山道の横を流れる沢の音。 どこよりもここが好きだという。 しかし、よく考えてみると、すべてきつい登りに入る前の様子だが・・・ ゆっくり登りで白嶽へ。 今年はスズメバチの姿を見ることも少なく、びくびくせずに歩くことができる。 岩のテラスでいつもの弁当を食べる。 ワカメごはんのおにぎりと塩こしょう味の唐揚げと甘い卵焼き。 こんなに喰うかと毎回思うが、これまた毎回平らげてしまう。 山で食べるものはうまい。汗をかくので塩味がきついくらいがちょうど良い。 風は心地よく、トンボが飛び交う。 秋に向かう山はいいなあと思う、今日の白嶽だった。 |
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