2019 04.06  城山

夫婦で登る。

登山口(蔵ノ内)〜20分〜南門・東南角石塁〜5分〜三ノ城戸〜10分〜人住居跡(ビングシ山)〜5分〜二ノ城戸〜5分〜一ノ城戸〜5分〜大吉戸(おおきど)神社〜5分〜一ノ城戸〜50分〜城山山頂〜65分〜登山口(蔵ノ内)

約5.4km 累積標高差450m  荷10kg 時間約5時間


妻が対馬に来た。城山に登りたいと言う。
歴史を感じながら登れる山なので、3週連続となるが、城山に登ることにした。

今日の一番の目的は、登るのでも、城壁を見ることでもない。
山で弁当を食べること。
今日の弁当は私が作った。

塩わかめをまぶし、中にこんぶの佃煮を詰めたおにぎり、
塩こしょうをして揚げた唐揚げ、
そして、甘い卵焼きのみと、
シンプルだが、山で食べると最高にうまい組み合わせである。

そんな目的なので、朝からタラの芽とりをしたり、桜を見に行ったりと、
登山口に着くのが遅くなった。

いつもの軍道を歩き、城壁を巡りながら歩く。
古代の山城のすごさを確かめながら歩いた。
一ノ城戸を過ぎ、大吉戸神社へ。

あまりに気持ちがいい天気だ。
風は微風、空は青く、それを映す海も青く透き通っている。
あまりの気持ちよさに、座って休憩する。

 

山頂での弁当の予定なので、ここでお菓子類をいくつか頬張る。
これで、山頂まで腹は持ちそうだ。
が、妻は腹が減ったようで、おにぎりを一個だけ食べたいという。
袋から取り出し、一個頬張りながら、うまいうまいを連発する。

んんん・・・・

「もう、ここで弁当食べようか。俺、3週連続なので、山頂はもういいや。」
となり、ここで弁当タイムとなった。
いや、うまい。空腹と自然は最高のスパイスだ。

さて、弁当を平らげ、登山口へ戻ろうとすると、
妻が急登の道で、山頂に行こうと言う。
いやいや、絶対後悔するぞと引き留めるが、
意志は変わらず、急登の道に進むことになった。

急登の道を登りながら、山城の石垣を探して歩く。
登山道は、城壁の内側に作られていて、防人達の世界に思いを馳せる。

 

最後の木の階段を上り詰めて、山頂下の園地に到着。

 

山頂で眺めを楽しんで、帰路に着いた。

3週連続の城山巡りで、歴史の重みを持つこの山のファンになってしまった。
このルート、2周すれば結構な鍛錬になるなあと
一人考えながら、下山した。

 





 
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