先週、娘と登った城山。 先週、気になった道と金田城(かなたのき)の遺構を巡ってみようと、また城山に出かけた。 「金田城」(かなたのき)は、西暦667年、唐・新羅の侵攻に備え国防の最前線として城山に築かれた古代山城であり、国の特別史跡に指定されている。 100年前には旧日本軍が城山に砲台等を建設し、再び国防の最前線の役割を果たしてきた。 国の特別史跡と聞いてもピンとこないが、九州内での特別史跡を挙げてみると、 王塚古墳、水城跡、大宰府跡、大野城跡、吉野ヶ里遺跡、名護屋城跡並陣跡、 金田城跡、熊本城跡、原の辻遺跡、臼杵磨崖仏、西都原古墳群、基肄(椽)城跡 と名だたる歴史の遺産が名を連ねている。 地元にいると当たり前のもので、そのすごさがわかっていないが、あらためい遺構のひとつひとつを 見ていくと、この山城の偉大さを実感することができる。
金田城の遺構と大吉戸神社をゆっくり巡り、城山山頂への急登にとりかかる。 海辺から一気に駆け上がる道、この急登がたまらない。 最後の木の階段を上りつめると、城山山頂下の園地に出る。 今日は風が強い。 城山山頂に行くが人はなし。 美しい海と島なみを眺めて、次の目的地へ。 今日は地図にはない道を歩くことにする。 登山道から南に伸びる道に入ってみる。 この先は道がどうなっているかわからない。 行けるだけ行ってみよう。 と、少し入ると、旧軍施設跡に出た。 ここにこんなものがあったとは驚き。 その後も山をぬうように道が続いているので、分け入ってみる。 30分くらい進むと、再び、旧軍施設に出た。 こんな奥に施設があることにびっくりする。 眺めがよい場所は風が強いので、旧軍施設の上の林の中で昼食とする。 旧軍施設の上から見た城山方面。 一番奥の山が城山。 来た道をまた戻る。 知らない道を歩く楽しさ。 とても久しぶりの冒険の時間だった。 |
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