登山口の駐車場に着くと、車はない。 今日も一人かと思って登り始めると、バイクが一台。 いつものように歩いていくが、後ろが気になる。 途中で、バイクで来た方の姿がちらほらと見え出す。 若者のようだ。 ここで、いらぬ血が騒ぐ。 負けず嫌いの血だ。 息を切らしながら、追い抜かれないように登っていく。 近づいては遠ざかり、遠ざかっては近づく。 意味も無くがんばった甲斐あって、山頂まで今日は53分。 山頂で息を整えていると、バイクの方が登ってこられた。 若者かと思っていたら、同世代くらいの方だった。 いやはやお速い。 しばし談笑して、岩のテラスに向かう。 岩のテラスでまったりとした時間を過ごす。 春の山は心地よい。 |
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