2019 02.16  御嶽〜平岳

3人で登る
ぞうさん、Sさんと登る

御嶽登山口〜1時間10分〜御嶽〜60分〜平岳〜1時間30分〜御嶽登山口

約5.3km 累積標高差580m  荷10kg 時間約5時間


白嶽が続いている対馬の山登り。
冬のこの時期、御嶽にも1回登りたい。
そんな折、ちょうど、ぞうさんから、一緒に登らない?とお誘いいただいた。
昔お世話になったSさんもご一緒することになり、
3人での山歩きとなった。

登山口に着くと、車はなし。
気温は低めだが、体感気温はそれほど低くない。
しかし、平岳に向かう稜線は、北西の風が吹き付けるの寒い道となりそうだ。

ぞうさんもSさんも久々の山登りなので、ゆっくり歩くことにする。
御嶽はいきなりの急登から始まるので、ここは慎重にゆっくりを心がける。

ぞうさんは、家が隣近所だったので、私が子どもの頃からよくかわいがっていただいた。
ここ数年山登りにはまり、九州本土、四国、アルプスへと山を楽しんでいる。
Sさんは、若い頃、山登りをされていたそうで、槍ヶ岳に剱岳、北海道、屋久島を含め、
日本中の高い山を楽しんでおられたらしい。

頼もしいお二人と、歩きながら、山の話、仕事の話、いろいろな話題が飛び出し、
楽しい歩きが続く。

御嶽までの登山道は、いつも鹿やらイノシシに遭遇するのだが、
今日は出会いはなかった。
イノシシの堀り跡も少ないようだ。


 

最後の登りを一踏ん張りし、御嶽山頂に着く。
霞がかかり遠望はきかないが、
御嶽から累々と続く山並みの眺めを楽しむ。

ちょうどいい頃なので、シートを敷いて、ここで昼食とする。
お二人からおにぎりやらおかずやらを頂戴する。
単身赴任でいい加減な食事をしている身には、
まあうまいのなんの。感動である。
いつもパンで済ます山の食事だが、
おにぎり、巻きなどのうまさがたまらない。

陽も射してきて、あまりの居心地のよさに、ずっとここにいたくなる。

昼食を済ませ、平岳に向かう。
巨木がところどころにまっすぐに天を刺すようにそびえ立ち、
山の深さを感じさせてくれる。

ゆるいアップダウンを繰り返しながら、平岳を目指す。
北西の風が強く、上着を一枚羽織って歩くが、汗もかかずにちょうどよい。

平岳の一等三角点に着く。
対馬に3つしかない一等三角点のひとつである。
小休止をして、引き返す。

平岳から御嶽までの稜線は、
落ち葉が敷き詰められ、ふかふかの心地よい道だった。

最後の急な下りの前にペンチで小休止。
ちょっぴり春も感じさせる山の中の空気に癒やされる。
急坂を終え、無事登山終了。

いつも一人の山歩きだが、話を楽しみながらの山歩きもまたいいものだ。
楽しい時間を下さったお二人に感謝である。

登山道途中にあったサルノコシカケ。
見る度に成長していて、会うのが楽しみになる。
 


 
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