2019 02.01 経ヶ岳〜平谷越〜中山越

一人で登る

八丁登山口駐車場〜2時間〜経ヶ岳〜20分〜平谷越〜45分〜中山越〜25分〜八丁登山口駐車場

約6.4km 累積標高差870m  荷10kg 時間約5時間


平日の経ヶ岳、予報は晴れだが、空に曇り。
多良の山々には雲がかかっている。
雲がかかっているということは、夜に霧氷を付けているかも。

 

経ヶ岳もガスをかぶって、白いものがちらほら見える。

 

ほのかな希望を抱きながら、経ヶ岳を目指す。
体の調子は悪くないのだが、30分くらい経つと腹が減ってきた。

今朝は、地区のゴミ当番に立って山に来たので、
朝食を口にしてから、かなり時間が経っている。

持ってきたおかしを頬張るが、どうも調子がでない。
ふらふらするような変な心持ちの中歩いて行く。
この時点で、今日は、ぐいぐい歩くのをあきらめる。
脈拍でいうと130回/分程度の歩きに終始することにする。

ゆっくり歩けば大払谷もさほど厳しくもない。
ツゲ尾を過ぎると、風が冷たくなり、上着を羽織る。

歩いていくと、木々が白くなっている。
うっすらとした霧氷が妙にうれしい。

登山道は至る所が凍り付き、歩くのに難儀した。
透明な氷が岩に張り付き、濡れているだけと思って歩くと、
足を取られて、ひやっとする。

ハシゴなどがある場所を過ぎると、一面の霧氷が美しい。
おっ、これはiphoneで動画を撮ろうと、ポシェットから取り出そうとすると、
デジカメが思いがけず飛び出し、坂を転がっていった。

ううっ、この滑る道また下って取りに行くか?
一瞬迷ったが行くしかない。
慎重に慎重に登山道を外れ降りていき、無事デジカメをゲットした。

経ヶ岳に登る道は、白い霧氷で埋め尽くされてた。
美しさに見とれながら登っていく。

山頂に着くと誰もいない。
静かな時間を過ごす。

今日は、座禅岩までと思っていたが、
体調も十分ではないので、ルートを変更する。
中山越で降りよう。

さて、中山越まで、急降下のドロドロの道を歩くか、
平谷越の氷の鎖場を歩くか迷ったが、
後者を選ぶ。
 

平谷越までの道も霧氷で美しかったが、
鎖が凍って岩にへばりついている。
鎖を剥がしながらの下山路だった。

平谷越に着き、滑らずに降りれたことにほっとする。
平谷越からは、心地よい緩やかな登山道を降りていった。

中山越に着き、昼食をと考えるが、
登り始めのおかしが空腹を防いでいる。

中山越から下る沢で昼食をとることにした。
山頂でない昼食もまたいいものだ。

下山後は、平谷温泉へ。
最高に気持ちいい。
山を終えたらすぐ温泉に入れる贅沢。

気づけば誰とも会わない経ヶ岳。
それもまたいい山歩きだった。
キツネノカミソリも元気に準備をしていた。


 


 
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