暑い8月が終わった。 山に行く暇がない8月だった。 さて、やっと登れる日が来た。 雨かと思っていたが、朝起きると雨は降っていない。 よし、行こう。 白嶽は、1ヶ月行っていないので、スズメバチ状態がよくわからない。 有明山は、7月の時点であまり見かけない様子と聞いたので、有明山に行くことにする。 そう言えば、去年も同じことを考えて、有明山が9月に続いたんだった。 登り出すと、風が吹いて気持ちいい。 が、1ヶ月ぶりの山。 ハイペースにならないように要注意。 山に登る時に把握しておくようにしている3つのことがある。 一つ目は、肺のきつさ。 二つ目は、足のきつさ。 三つ目は、それを調整する感覚の確かさ。 登り初めは、足はきつくないが、息が上がる。 山頂近くになると、息はきつくないが、足がきつくなる。 この両者をうまく調整できる感覚が必要だ。 1ヶ月空けると、筋力と酸素摂取能力が落ちているものだから、 この調整力がうまく働かない。 調子がよくなると、この両者の丁度よいところを感覚が導き出し、 そのとき一番のペースを作ってくれる。 なんて、難しいことを考えながら歩いていると、山頂に着いた。 おっ、Tさんに感謝。 涼しい風、ずっとあたっていたくなる。 涼しい山が帰ってきた。 |
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