正月休みで大村へ。 久しぶりに経ヶ岳へ向かう。 朝、8時半、駐車場に着く。 ちょっと身支度が遅くなり、駐車場は満杯かと思っていたが、 駐車場には2台のみ。 ちょっとあてが外れた。 ちょっと寒くて、一枚羽織るかどうか迷うが、 ザックを背負えば背中はあったかい。 少し早足で歩き出す。 このところ、ハイペースの山歩きをしている。 今日は、経ヶ岳までどれくらいでいけるか、 密かに記録に燃えてきた。 初めて経ヶ岳に登った15年前は、2時間かかった。 10年前は、1時間10分で登っていた。 骨折後も1時間30分ほどで、歩けようにはなってきていた。 よし、今日は1時間20分ほどで登ってみるか。 気合いを入れて、少し早めに歩いていく。 ちょっと体が温まるが、息はそれほど乱れない。 いつもは40分かかるポイントまで、30分で着く。 すでに10分のアドバンテージ。 これは行けるぞ。 が、しかし、ところがである。 大払谷の急登はそんなに甘くない。 気がつけば息も絶え絶えとなり、足が前に出ない。 結局、立ち止まっては息を整える歩きとなった。 最初とばして、後でばてるという、 まったく初心者が失敗する山登りの見本となった。 結局1時間30分かかり、10分のアドバンテージは相殺されていた。 経ヶ岳の山頂で息を整えていると、 懐かしい常連さんが登ってきて、 楽しい話の時間となる。 山の楽しみはこれだなあと思い出す。 一人で歩いているけれど、山頂などで誰かと会って話をする。 そんな時間が楽しいのである。 経ヶ岳の後は、舞岳に向かい、お気に入りの岩場で休憩する。 この時間もまた格別だ。 さすがの経ヶ岳、今日はさすがに打ちのめされた。 山への畏怖を思い出した今日だった。 |
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