今日は昼から雨の予報。 午前中のうちに急いで登ることにする。 登山口に着くと、空からぽつりぽつり。 降り出さないうちに登ってしまおう。 誰もいない道をてくてくと登る。 鳥居まで来ると、上見坂方面の登山道進入禁止の貼り紙がある。
秋には歩きたくなる道なのだが、１２月までは我慢の道である。 白嶽山頂に到着。 今日は白嶽通算９９回目の登山。 山頂にゆっくりしたかったが、風も強いので、岩のテラスに向かい休憩する。 帰り道は、沢のせせらぎの音が美しい。 いつもこれくらいの水量があればいいなあと思いながら、 しばし岩に腰掛け、せせらぎの音を楽しんだ。 歩き出すと、また沢音が場所によって違っていることに気づく。 最初は心地よいテンポで流れるメロディー。 その後は、静かな優しいメロディーに。 そして、最後はエンディングのの滝に近づき、メロディーは激しさを増す。 沢音のシンフォニーの登山道だった。 さあ、次の白嶽は、通算１００回目。 一歩一歩、踏みしめながら登ろう。
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