夏は九重。何度でも訪れたい。 今日は、初めての吉部登山口から大船山を目指す。 登山口までの道はなかなか難しい時があるが、 最近はgoogleのストリートビューで確認して現地に向かうことも多くなった。。 ストリートビューで見ると、遠そうだった道だが、 実際に車を走らせるとあっという間だった。 夏の吉部、広い駐車場だが、車は数台。 平日の九重はこんなものなんだ。 しばらく進むと木の根が這うような急登の道となる。 が、10分ほど歩けば、傾斜の緩い道となる。 坊ガツルまではずっとこんな感じ。 しばらく行くと暮雨の滝がある。 くらぞめのたき、 くらさめのたき と読むらしい。 ちょっと降りて滝に向かうと涼しい風が体を包む。 登山道に戻ると、左側を流れる鳴子川の沢音が気持ちよく響く。 しばらく歩けば坊ガツル。 晴れた空に緑がまぶしい。 これから向かう大船山を遠くに望む。 静かな大船山への道に入る。 小一時間歩いて、段原に着く。 ここから大船山の形にいつもほれぼれする。 あそこに登りたくてたまらなくなる頂の姿である。 15分ほど、手を使って登る道、大船山に到着。 帰り道、花に目を奪われる。 この季節に咲くとは、ムジナノカミソリかと驚くが、 よくよく考えると、ムジナノカミソリはこの地にはなく、 遅めのキツネノカミソリのようだった。 吉部から坊ガツルまでの往復は、誰一人と会わない静かな山旅となった。 九重の夏を満喫の今日だった。 |
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