2017 05.28 妙見岳〜新道〜普賢岳

夫婦で登る

仁田峠〜40分〜妙見岳〜50分〜鬼人谷〜1時間30分〜新道経由普賢岳
〜30分〜紅葉茶屋〜1時間〜仁田峠


約5km 累積標高差630m 荷10kg 時間約5時間半


5月末、雲仙のミヤマキリシマは見頃なはず。
妻も行きたいというので、二人で雲仙へ。
妻は運動不足のようなので、ゆっくりゆっくり歩きで進む。

 

駐車場付近のツツジは色が落ちはじめていたが、
登るにつれて、山肌を覆うピンクの色はいきいきと輝いている。

 

 

妻のペースを保つため、後ろから誰かくれば立ち止まって道をゆずる。
その繰り返しで、後ろから来た人をまた先にやろうと待っていると、
後から来た二人がにこにこしながら、こちらを見つめている。

「おおっ〜!」
と思わず、声を上げる。

そよ風姉さんと山馬鹿さんだ。
数週間前、同じ多良山系にいながらすれ違いとなった。
骨折をする前、経ヶ岳で会ったのが2年半前。
それ以来のばったりの出会いに感動する。

しばしの登り道、そしてロープウェー駅で会話を楽しむ。
この二人といると、なんだか素の自分に戻る。
ずっと一緒にいたくなるが、いやいや今日は妻の介助をしなければならない。

お二人は国見岳に行くとのこと。
妻は国見岳は無理なので、新道経由で普賢岳に向かうこととする。

 

新道は緑が美しかった。
緑を楽しみながら、普賢岳を目指す。

 

普賢岳山頂はたくさんの人で賑わっていた。
12時半。
どうにか座るところを見つけ、ゆっくりパンを食べる。
時間的に計算すると、昼食は下山後かなと読んだ自分が甘かった。
「おにぎりは買う?」
と尋ねる妻に、
「いや、下山後の昼食かな」
と答えてしまい、軽食しか準備していなかった。

冷たいアイスと風が幸せな気分にしてくれる。

その後は休み休みしながら、仁田峠へ。

新道経由はちょっと妻にきつかったようで、
もう山はいやだと言うかと思ったが、
「自分を思い知った。鍛えよう。」
と、ほどよい試練となっているらしいことにほっとする。

また、ゆっくり登山を楽しもう。

 


 
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