家を出る時は霧の中。 今日は晴れ予報のはずだから、いずれ晴れるはずと車を走らせる。 今日の対馬はところどころ霧に包まれているようだ。 白嶽山頂にたどり着くと、西側に雲が湧いて、 町や山を覆っており、少し頭を覗かせる その姿は、日本アルプスの高山のように見えてくる。 しばらくすると、東側の海から雲と霧が寄せてきた。 まさに雲海の様相で、なんとも不思議な眺めである。 今日は初夏を感じさせる暑さ。 山頂に着く頃は汗をいっぱいかいていた。 心地よい風が汗を冷やしてくれるので、 久しぶりに山頂に寝転んでみる。 昨夜、飲み会だったものだから、 うとうとと、10分くらいまどろんだ。 空と交わったような贅沢な時間。 誰一人と会わない白嶽も珍しい。 静かな静かな白嶽独占の日となった。 山頂のチョウセンヤマツツジも5月の開花の準備に余念がないようだ。 |
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