2017 02..18 経ヶ岳〜舞岳

一人で登る

八丁林道前駐車場〜1時間40分〜経ヶ岳〜40分〜舞岳〜15分〜展望岩〜55分〜八丁林道駐車場

距離約5.5km 累積標高差830m 荷12kg 時間約4時間半


2014年12月30日・・・

経ヶ岳に最後に登った日。
そよ風姉さんと山馬鹿さんとの出会いがうれしかった山登り。
その1週間後に、右足首骨折。
2年以上の時を経て、やっと経ヶ岳に挑戦することにする。

午前7時。駐車場には車なし。
前日が雨だったようで、登山道は濡れた状態。
登りはよいが、経ヶ岳の下り、舞岳の下りは滑りやすく要注意である。
しかし、このぬかるみの中、急坂の舞岳を下山できれば、
山登りの復活具合が把握できる。

経ヶ岳までどのくらいの時間で登れるか予想がつかない。
しかし、最後までばてないように、ゆっくり歩きを決めて歩き出す。
いつもの白嶽を登るペースで歩くと、間違いなくばてる。

歩き出すと、木漏れ日や沢音が懐かしい。
いろいろな季節に巡ってきた道、思い出が蘇る。

いよいよ大払谷の急登。
一歩一歩、息が乱れないように着実に高度をかせぐ。
大払谷の石ごろごろの最後でちょっと休憩。
思いの外、打ちのめされずに歩いている自分がうれしくなる。

ツゲ尾に出ると、風が強くなった。
もう一息、経ヶ岳山頂を目指し、登っていく。

最後は息を切らしながらも、足取りは軽い。
経ヶ岳山頂は、誰もおらず、木々の枝はうっすらと白くなっている。
   
 

しばし休憩して、下りにかかる。

下りの道はぬるぬると滑りやすく難儀する。
木につかまりながら、とにかく足首をひねらないように歩を進めた。

舞岳を経て、展望岩へ。
またここに自分の足でこれたことに感無量。
人生の節目節目で思いにふけり、
自分を確かめてきた場所。
  
 

せっかくの復活記念。
コーヒーをしっかり豆から挽き、定番のどら焼きを楽しんだ。

下りの道は滑らないように気は使ったが、足がまいることもなく歩くことができた。
ただ、手足を使っての岩場の下りがへたくそになっている。
これは、初心に戻って鍛えなおさなければ・・・

2年の時を経て歩いた道は、以前より荒れていたり、
以前より整えられていたりとたくさんの変化を感じた。

これからは、また、経ヶ岳と共に山登りとその変化を
オンタイムで楽しむことが可能であることを
確かめられた今日の山登りとなった。

 


 
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