今年最後の山行。妻もついてくるというので、背振山系を目指す。 椎原峠から背振山の往復。 早朝張り切って出発。 ただ、気がかりなのは気温の低さ。 まあ、晴れだから大丈夫だろうと、目的地に車を走らせる。 一般道から集落に入って山を見ると、おや、7合目から上はうっすらと白い。 経験上、このうっすらが見えたら、山道は数センチの雪道である。 妻はアイゼンを持たない・・・ まあ、行けるだけ行くかと車を走らせる。 およよ、道脇に白い雪が積もってきた。 林道と合流する急坂に出ると、車が滑って前に進まない・・・ その先は間違いなくガチガチに凍った道。 チェーンあるが、妻のアイゼンはない。 登山口までたどり着けたとしても、登山道は雪道だろう。 やむなく引き返す。 さて、今日はどうする? 登山後に計画していた買い物を先に済ますことにした。 行き先は、トリアス久山。 妻のアイゼンもついでに買ってしまおう。 トリアスで子どもの買い物と妻のアイゼンを購入し、さて、どこか登れないか算段する。 帰り道の手頃な山。 太宰府市の四王寺山の岩屋城跡を目指すことにした。 太宰府政庁跡から、市民の森に歩を進め、登山道に入る。 簡単な山道だとたかをくくっていたが、この道、結構急である。 すべりそうになりながら歩いていく。 すぐ着くかと思ったら、いやいやなかなか時間がかかった。 最後は車道を横切り、岩屋城跡に着いた。 眺めが素晴らしい。 太宰府市方面や宝満山・三郡山の眺めに見とれる。 買っておいたどら焼きとコーヒーを食べ、ゆっくり時間を過ごした。 思いがけずの山登りとなったが、やっと歩けるようになってきた今、 アイゼンの雪山はまだよせと神様のお告げだったかと思う、今年最後の山だった。 |
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