2016. 11. 03
有明山

一人で登る

八幡神社〜1時間30分〜有明山〜1時間20分〜八幡神社

距離約6km 累積標高差600m  荷10kg  時間約3時間半

冬のような冷たさの風が吹く有明山山頂

土曜日に山復帰ができたので、対馬の山にもそろそろ登っていくことにした。

今日は有明山。
対馬の中では歩く距離が一番長く、清水山を経由すれば歩く標高差も一番の山だ。

最後に登ったのが、2014年の8月。
2年2ヶ月ぷりの有明山である

登りは足は順調、ぐいぐい登る感触が戻ってくる。

汗をかきながら歩いていると、ゆっくりゆっくりもいいのだが、
今の自分にどれだけの力があるのか試したくなった。

秋の山を楽しむこともいいのだが、今日は歩きを試したい気持ちか優先する。

有明山頂までの時間を思い出す。

早く歩けていた頃は、1時間10分。
この記録が出せれば、自分自身を超人と認めよう。

普通の記録は1時間20分。
今の状態で平均記録までくれば立派だ。

ちょっとゆっくり歩いたら1時間30分。
この記録なら合格点としよう。

ゆっくりゆっくりで1時間40分。
ここまでは許容範囲。

1時間50分を超えたら、体力の精進に真剣に取り組まなければならない。

息を吐きながら足を下ろし、もう片方の足を持ってきたら、また息を吐いて足を踏ん張る。
その延々の繰り返しで、山頂に近づける。

息を切らし山頂に着き、かかった時間を確かめる。

1時間30分。

今の状態なら合格点。

2年ぶりの山頂に着くと、
「おやっ・・・・、木が高くなっている。」
草原状の有明山山頂だが、長らく野焼きをしないため、木が伸び始めている。
2年経った木の成長に驚かされる。

 

山頂では、昼食をとり、コーヒー豆を挽いてゆっくりとした時間を過ごした。

山を楽しむ時間が戻ってきた。
筋肉痛も心地よい。
この痛みは山の体に戻っているという身体からのメッセージでもある。


 



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