2014. 06. 28 

 一人で登る

八丁林道駐車場〜1時間30分〜経ヶ岳〜1時間40分(西岳経由)〜金泉寺〜1時間15分〜八丁林道駐車場

  
距離約8.5km 累積標高差1150m  荷10kg  時間約5時間30分
 
萱瀬ダムから見る多良山系。雲が切れ始めた朝。


今日も車が使えず妻に送り迎えをしてもらう。
金泉寺から駐車場まで約1時間15分、金泉寺を出る頃にメールを送ることにした。

ルートはいつもの大払谷から経ヶ岳、金泉寺を巡るルート。
息が切れない程度にぼちぼち歩きを始める。
このところ、コンスタントに多良に通っているので、体力が少し戻ってきた。
大きく息を切らさずに黙々と歩く。
はあはあと息が苦しくなる大払の谷も、息が乱れない。
こんな歩きができると登りを歩くのが楽しくなる。


えっちら、おっちらで経ヶ岳まで1時間30分。
全盛期は1時間10分で登っていたので、まだまだだ。

誰もいない経ヶ岳山頂。ガスがかかって眺めはなし。
風に体を冷やして歩き出す。

雨上がりで滑りそうな道を用心して歩いて行く。
やがて金泉寺に着いた。さて、腹が減った。
小屋の縁に腰掛け、おにぎりをほおばっていると、
目の前で常連さん方の薪運びが始まった。
黙っておにぎりをほおばるのも心もとなく、手伝いをさせていただく。
小屋の床下の薪を積んで風通しのよいところで乾燥させる。

ひとしきり作業を終え、しばし会話を楽しむ。
常連さん達との会話に心が温かくなる。
金泉寺小屋が育んできた人の和の温かさである。

多良を歩くと元気になる。
いろいろな雑念が気がつくと消えていく。
いろいろなアイディアが浮かぶことも多々ある。
今日も仕事のアイディアの収穫があった。

また次の多良歩きを楽しみにしながら下山した。





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