2014年.12月27日 黒髪山

 
夫婦で登る


竜門ダム〜60分〜見返峠〜30分〜天童岩〜20分〜見返峠〜40分〜竜門ダム
  
距離約4km 累積標高差400m  荷12kg  時間約4時間

緑に包まれると癒やされる感じがする黒髪山の登山道

今年の年末山行は、どこにしようかと考えていると、
妻も久しぶりに山に行こうかと言う。

妻が行くなら、黒髪山にしようと考える。
白嶽の登山道が一番好きだと考えているので、
黒髪山の原生林は気にいるはずである。

思い起こしてみると、妻が山に登ったのは、昨年の1月。
およよ、23ヶ月ぶりの山である。
家を出発するとき、妻の登山靴を久しぶりに出すと、
んっ?ソールが・・・これ?
そう、経年劣化によるソールの剥離が進行している。
見事に、隙間ができている。
これでは、歩くのは無理と、急遽スニーカーに履き替える。

久しぶりに加えて、スニーカーとはなかなか試練の山である。
久しぶりの山、ばてさせてふらふらさせては危ない。
天童岩からの下りは一番気を使うところだ。
それまでは体力を温存できる歩きをさせなければならない。

で、出だしはとにかくのっそり歩き。
例えていうなら、標高5000mの雪山を歩くイメージ。
ゆっくり、ゆっくり息を乱さない程度に歩を進める。
そのイメージを妻に伝えると、
「そう思って歩くと、かっこいいねえ」
と悪びれない。
まあ、いつもの介助登山になりそうだ。

そそり立つ岩の柱をぬうように歩き、やがて美しい自然林へ。
見返峠までの道は、心を癒やしてくれる。

見返峠から、天童岩に向けて歩く。
ここからは変化に富んだ道で、歩くことが楽しい。

さて、ステップが刻んである鎖場に着く。
ストックを片付け、慎重に手足を使って登る。

「はしごや鎖だけ見とけば、アスレチックと一緒よ」
とのたまう妻だったが、つい見てしまう絶景に足がすくんでいたようだ。

天童岩に着くとたくさんの方が休憩中。
妻は、ここからの眺めのよさに感動するというか、びびるというか。

空いた場所を陣取り、昼食とする。
カップラーメンとおにぎりを食べた後、
買っていたチョコを出すと・・・

なんと、このガーナチョコ、山使用である。
川棚町のスーパーに山使用のチョコがあったことにびっくりした。

帰りはゆっくりと話をしなら歩いていく。
妻はだんだん疲労がたまっていったようで、
疲れた足を評し、
「骨に餅がくっついている感じ」
と万人には理解しがたい表現をしていた。

久しぶりの夫婦の山登り。
コンスタントに一緒に登れればいいのだが、
単身赴任の身ではなかなか叶わず、
大きな休みの時だけになるかもしれないが、
時々は、一緒に登るのもいいものである。








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