2013. 12. 29 経ヶ岳〜金泉寺
一人で登る
八丁林道登山口〜1時間50分〜経ヶ岳〜1時間40分〜金泉寺〜1時間15分〜八丁林道登山口
距離約8.5km 累積標高差1100m 荷12kg 時間約5時間40分
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経ヶ岳山頂間近の急登は凍りついてガチカチの道
年末、年始の休み。数回山に行ければと思う。
家の用事をいろいろと済まして、今日は経ヶ岳に。
前日から気温が下がり、夜は山間部は雪との予報。
ちょっと楽しみに思いながら、久しぶりの多良山系への準備をする。
朝9時過ぎに八丁林道の登山口へ着いた。
駐車場には結構な車が停まっている。
横に停めた鹿島の方と話をしながら身支度をする。
山の様子を眺めてみるが、白いものはあまり見えず、
今日は雪はそうないものと予想して出発した。
今日はいつもの大払谷の道。
ゆっくり歩きだすが、なんだか久しぶりの多良山系に心が躍る。
大払谷の急登に息を切らせながら、つげ尾を目指す。
少し白いものが見えてきたが、歩くのに支障が出るほどではない。
大払谷を詰めたところで小休止。
汗をぬぐって水分を補給する。
あまりに急いで登ってはもったいない。
谷の風に吹かれながら、熱くなった体を冷やす。
つげ尾に着くと、この日何度か抜いたり、抜かれたりした単独の女性の方が休んでいた。
つげ尾からは雪がびっしりと地を覆っている。
「アイゼン入りますかね?」
「どうでしょうか。最後の方はいるかもしれませんね。」
と会話を交わし、行けるところまで、アイゼンなしで行くことに決める。
が、ほどなくして、ガリガリの凍った道となる。
アイゼン装着である。
考えてみればアイゼンを付けて歩ける機会はそうないので、
進んでつけておけばよかった。
凍った道はアイゼンがよく効く。
ザクッザクッと地を噛みながら進んで行く。
経ヶ岳山頂に着くと、風に飛ばされた雪のなごり。
気がつくと、キラキラと空中を舞う粉が・・・
ダイヤモンドダストである。
かすかではあるが、確かにそこに存在して頂上を舞っていた。
その後は金泉寺を経て、西野越を下る。
途中アイゼンを外したり、付けなおしたりを繰り返す。
いい練習である。
「距離10km、標高差1000m、時間5時間」
をスタンダードにしようと歩いてきた道。
今歩くと、結構体力のいる道だった。
またまた鍛えなければと気づかせてくれるこの道である。
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