2013. 08. 17 白嶽

一人で登る

 
洲藻登山口〜60分〜白嶽西岩峰〜50分〜洲藻登山口
  
距離約3.5km 累積標高差450m  荷10kg  時間約2時間30分

 

夏の低山、汗をいっぱいかく山登りをしたい。
久しぶりに何もない土日。
白嶽にくり出すことにした。

きっと、この暑さ、誰もいないだろうなあと思って登山口に着くと、
車が一台。
途中に人間に会えるのも何かうれしい気がする。

登山口は33度。
案外、空気はからっとしていて、苦しい暑さではない。
しかし、登っていくうちに、汗が噴き出してくる。

夏の低山、実は暑さは構わない。
いやなのは、虫である。
まとわりつく羽虫とアブ。
牛がしっぽで小バエを追い払うように、
左手に持ったタオルで、顔のまわりに来る羽虫を追い払いながらの歩きとなる。
ストックは次回の山登りのために、大村に置いてきているので、
登山口にある杖をかりて歩くのだが、これがなかないよい。
準備してくださった方に感謝。

神社を過ぎて、三人の若者が降りてきた。
山慣れた格好だ。
この暑さをものともしていない笑顔ですれ違う。

登りの道は暑い暑い。山頂の涼しさのみを期待して歩く。
山頂近くの西岩峰と東岩峰のコル。
ここを越えれば、風が吹いているはず。
冬は地獄だが、夏は天国。

通り過ぎると、風が汗を冷やす。
ふぅ〜。登ったご褒美だ。

山頂に佇むと、ほどよく風が吹いている。
日射しは多少暑いが、風が心地よい。山ならではのこの気持ちよさ。
下界は暑くても、お盆を過ぎると、山の風は秋色に変わる。
そんな風を体に浴びて、眺めを楽しんだ。

ゆっくりしようと思っていたが、思いの他、
多くのスズメバチが山頂を横切っていく。
中には私の体にぶつかっていく奴もいて、なんだか落ち着かない。
よくよく見てみると、西岩峰に向かう登山道の左側の林の中から、
飛び出してきて、山頂を横切り、反対側に降りていく。
これから、増えて行かねばよいが・・・
去年ほどではないと安心していたが、
これからの時期要注意である。

結局、岩のテラスで40分ほど、まったり過ごす。
この炎天下、暑さに参るわけでもなく、過ごせることにちょっと感動。
山はいいなあとまたまた感じる今日だった。






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