2013. 08. 03 久住山

 一人で登る

牧ノ戸登山口〜1時間50分〜久住山〜1時間40分〜牧ノ戸登山口


距離約9km 累積標高差520m 荷11kg 時間約4時間


 

今年の夏は、暑い。
この暑さを忘れられるのは、久住の早朝登山である。
 
大村を4時前に出発。
しかし、眠い。
途中のSAで仮眠。
牧ノ戸に着いて仮眠。
2回の仮眠で、やって我に返った。

登山口の牧ノ戸峠の気温、22度。
半袖では寒いくらいだ。
歩き出すと、まわりは一面のガス。
白い中での歩きとなった。

しかし、ガスの中もまた幻想的である。
まるで、夢の中を彷徨っているような気持ちになる。

ガスで何も見えないので、星生山はあきらめて、
通常の登山道で久住分かれを目指し、
最後の登りを踏ん張って歩く。

頂上に着いて、驚いた。
なんだこの人だかりは・・・
んんっ、女子山岳部?

休憩して、眺めてていると、赤川方面からぞくぞくと高校生が登ってくる。
帽子やザックには、高校名や県名がついている。
長野、群馬、鹿児島、岡山・・・
一県一高校、4名ずつ。
どうやら、全国の登山部が各県から集まっているようだ。
我が長崎県は、きっと大村高校だ。
やっと、長崎県の札を付けた高校生が登ってきた。
一人一人の顔を見ると、なんともいい顔をしている。
あどけなさの残る顔なのに、精悍かつ冷静な闘志に包まれている感じ。

おりしも、全国高校総合体育大会(インターハイ)が、ここで開催されているのだった。
今日は、本番の競技ではなく。山域を慣らしているようだ。
編成班ごとに、山頂で記念写真を撮っている。

ガスの中で、景色はない山頂だったが、
下山途中最後はガスが晴れてきて、夏の久住の雰囲気を味わうことができた。

後日、わかったが、このインターハイ、
なんと長崎県大村高校が優勝を飾った!!
おおっ、あの子達やったなあと、うれしくなる知らせだった。

夏の久住の雰囲気と高校生の爽やかさが暑さを吹き飛ばしてくれた久住登山となった。




山登りTOP