2013. 04. 28 経ヶ岳〜舞岳

 一人で登る

八丁林道駐車場〜1時間30分〜経ヶ岳〜30分〜舞岳〜50分〜八丁林道駐車場
  
距離約6km 累積標高差750m 荷11kg 時間約4時間


 
舞岳の岩場からずっと眺める中岳の眺め


GW、大村の家に戻り、経ヶ岳へ。
さすが、GW、駐車場にはいっぱいの車。
シャクナゲにはまだ早いだろうが、この時期に多良山系を歩けるのはうれしいものだ。

私、見かけによらず、実は負けず嫌いである。
山を歩いていて、後ろから抜かれるのがとにかくいやなのだ。
だから、ついつい前に人が歩いていると、追い抜きたくなる。
後ろから人が来ると、つい抜かれまいとペースを上げる。

以前は、そんな自分だったが、もう年なのか、丸くなったのか、
今日はとても平穏な気持ちで歩く。
前に人がいても、ペースを変えず、たまたま追いつけば、
笑顔で追い抜き、ペースを乱さない。
なかなか、大人になったなあという歩き。
 
 
そんな頃、大払谷の上の方から、聞こえてきたのは、
「ヤッホー」
の小学生の声。

この大払谷を平気で登る小学生。
こりゃ、ただものではない。

抜くつもりはなかったが、休憩していた彼女達を追い抜くことになる。
父親と来ている彼女達は余裕しゃくしゃく。
さわやかな挨拶を交わして、追い抜いた後、スイッチが入ってしまった。
小学生に抜かれてなるものか、追い抜いたらからには、追い抜かれるわけにはいかない。
息を切らして歩を進める。

気がつけば、いつもの経ヶ岳の登りになっていた。
まったく、成長してないなあ。

経ヶ岳を後にして、今日は舞岳から下ることにした。
最初の鞍部で、下の藪道から人の足音。
おっ、このルートを来るとはマニアック!

と思っていると、上がってきた人が、
「舞岳はどっちですか?」
どうも、ルート間違いでそれていたらしい。
舞岳からの下りをしばらく案内する。
私はお気に入りの岩場でゆっくりしたかったので、
迷いやすいその下の道まで送って、また登り返した。

ゆっくりとお気に入りの岩場で時間を過ごす。
この場所に来ると、本当の自分に戻った感じ。
そうそう、これが俺だった。

お腹いっぱい眺めを楽しんで、下山した。
シャクナゲはこれからかな。
つぼみは少なめ。


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