2013. 04. 14 御獄(御岳)

 一人で登る

御獄登山口〜60分〜御獄(御岳)〜30分〜御獄登山口

  距離約2.5km 累積標高差450m  荷21kg  時間約1時間40分


 
春の暖かさに包まれた登山道。これは対馬にしかないエイザンスミレかな・・・。


すっかり春、暖かくなった。
なかなか忙しくて、山に行けなかったが、久しぶりに繰り出してみる。
といっても、御獄往復とし、荷物だけを20kgにした。

駐車場に着くと、暖かい風。
半袖になって、ザックを担ぎ、歩き出す。

ゲンカイツツジも頃合いを過ぎ、登山道にはスミレが咲き出した。
春になって、たくさんの小鳥たちのさえずりが心地よく森に響く。
頂上近くになると、ごうごうとすごい風が吹いている。

頂上すぐ下で、スミレの写真をとっていると、人の気配。
人に会うなどということを、御獄ではまったく想定していないので、
どうしていいか動揺してしまった。
ちょうど、山で熊にあったときの反応だったかもしれない。

山頂は、強い風が吹いている。
思わず寒くて一枚羽織る。

おにぎりをほおばりながら、
ちょっと疲れ気味だなあと、登りの歩きを振りかえる。

山を降りて、御獄駐車場まで車を走らせ、駐車して顔を洗う。
これからの季節は登山後の顔洗いが気持ちよい。
本当は温泉がいいのだが、対馬ではなかなか温泉まで足は向かない。

車に戻って身支度していると、一台の車が停まって、
ザックを背負った一人の男性が、仁田方向に歩き始めた。

ん?と思ったので、車で近づいて聞いてみると、御獄に行くとのこと。
向かっている方向が逆だったので、道を教える。
対馬に転勤になったので、御獄に行ってみようと思ったとのことだった。

春になって、御獄にも歩く人達が増えてきたようで、
なんだかうれしくなる。
山を目指す人はみな仲間だと思えてくるから不思議なものだ。

最近、ホームの山のように通いだした御獄であるが、
山の深さがなんとも心地よい山である。




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