2013. 02. 11 平岳〜御嶽(御岳)

 
一人で登る


御嶽登山口〜20分〜平岳への登山道散策〜20分〜御嶽登山口〜〜御嶽・平岳分岐〜30分〜平岳(一等三角点)〜30分〜平岳取り付き〜15分〜平岳(一等三角点)〜40分〜御嶽(御岳)〜30分〜御嶽登山口

距離約7km 累積標高差800m  荷12kg  時間約4時間

 
歩くことが楽しくなる稜線。癒される道が続く。

今週も御嶽方面へ。
前日の夜が所用で遅くなったので、朝早く起きれず、
一番近い登山口の御嶽に行くことにする。

御嶽登山道に着くと、それほど寒さは感じず、いい天気。
これは、冬場の病気が出そうだ。
冬場の病気というのは、藪道に突入したくなる病気である。

地形図で見ると、御嶽登山口近くから、平岳に登山道の表記がある。
たぶん廃道になっているのだろうが、試してみたくなった。
車を停め、しばし地形図とにらめっこ。

まあ、行けるところまで行こうと歩き出す。
車も入れそうな道があるのだが、地形図を見ると、違う谷に道が書いてある。
きれいな道を外れ、川をぬって谷道に入る。
が、道がない。まったくの谷である。
しかし、地形図からわかることは、
この谷をしばらく進み、急登の谷を詰めあげて、尾根近くに登り、
その尾根をたどって、一回下り、急坂を登り切れば平岳・・・のはずである。

歩いてみるが、道はだんだんせまくなり、見渡す限りの倒木となる。
このまま、倒木をぬっていく気も次第に失せてきた。
なんせ一人なので、あまりに危険な道は避けないといけない。


とりあえず今日は撤退である。
いつか、また詰めてみよう。

そのあとは、御嶽登山道に戻り、歩きやすい登りをゆっくり登っていく。
今日は御嶽の前に、平岳を目指すことにする。

平岳への稜線は、地形図を見るとまったく平坦のようなのだが、
地図にあらわれない10m以下の起伏を何度かくり返す。
息が上がるほどでもなく、ゆっくりと風や林の音を感じて歩ける道である。


平岳に着いて、一端ドウ坂方面に下り、登り返す周回コースを楽しむ。
誰もいない道、シカが何度が姿を見せ、林の響く声を聞きながら歩いていく。

平岳から御嶽を目指す。
御嶽に着くとぽかぽかと陽の光が暖かい。
気温は高くないが、日射しは春を感じさせる。

ふと気づけば梅のつぼみも花を咲かせ始め、
ところどころに春を見つける山の様子となった。

春よりも冬が好きなので冬への未練がつのる下山路となった。

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