2012年.12月末日 舞岳〜経ヶ岳〜多良岳

 
一人で登る


八丁林道登山口〜60分〜お気に入りの岩場〜15分〜舞岳〜15分〜平谷越への道への合流点
〜30分〜平谷越〜15分〜経が岳〜80分〜多良岳金泉寺分岐〜20分〜
多良権現〜20分〜金泉寺〜60分〜八丁林道登山口

  
距離約10km 累積標高差1300m  荷13kg  時間約6時間30分

平谷越から経ヶ岳へ向かう道からの眺め

年末山行、今日はメインディッシュの経ヶ岳・多良岳方面に行くことにした。
できるなら長い時間歩いていたいのと、お気に入りの岩場に寄りたいので、
舞岳から登り、平谷越までまわって経ヶ岳に登ることにした。

いきなり始まる舞岳の急登。
息を乱さないようにペースを作って歩く。
体が暑くなり、一枚脱いで、Tシャツになる。

やがて、舞岳のお気に入りの岩場に着く。
ここからの眺めが大好きだ。中岳に対峙しながら、浸食された谷間を眺める。
 

舞岳山頂を過ぎて歩いていると、一人の登山者が下りてきた。
こんにちはと声をかけて、お互い見合う。
「あらあ」
「ああ、こんにちは」
大村在住のKさんである。

私が初めて経ヶ岳に登ったとき、下りを一緒しましょうと、
この舞岳ルートを教えてくださった方だ。
対馬に転勤になる前も、会ってあいさつをしたいと思っていたが、
偶然にも会うことができた。
また、お会いできればと思っていただけに、この再会はうれしかった。

「ええっ、もしかしてこっちに転勤になった?」
と聞かれ、かくかくしかじか、いきさつを話す。

今年は280回目の山行だそうだ。
相変わらずパワフルの76歳である。

またの再会を約束して、それぞれの道に向かう。

平谷越を経て、経ヶ岳へ向かう。
途中の岩場からの眺めを楽しみたくて、ちょっと遠回り。
マンサクの頃はここを歩いたなあ。
 

経ヶ岳を経て、多良岳を目指す。
静かな森、落ち葉のじゅうたん、
山歩きって気持ちいいなあと実感する時間。

多良権現で昼食とする。
冷え込みもなく、風もなく、ゆるやかな時間を過ごした。
 

今までなら、せっかく来たので座禅岩へと意気込んで行ったものだが、
まあ、またこれるかと今回は座禅岩は眺めるだけにした。

落ち葉を踏みしめ、多良の風と香りを感じながら、山を下りた。
ところどころ新しくロープがつないであり、
たくさんの方の手が入っているのを感じた。
すべりやすいところが、歩きやすくなっていた。

多良はやっぱりいいなあ。







山登りTOP