2012年.12月末日 九千部岳

 
一人で登る


田代原トレイルセンター〜20分〜登山口〜40分〜鞍部〜25分〜頂上〜60分(西側登山道)〜田代原トレイルセンター
  
距離約5km 累積標高差500m  荷11kg  時間約3時間

下山路から見た九千部岳と、背後の雲仙岳(平成新山、国見岳)

いつもは登れないけど、長く大村に滞在するときに登りたい山。
まず、浮かんできたのは九千部岳だ。

対馬に転勤になる前に、最後に登ったのがこの山だった。
本土に車がない状態になれば、レンタカーまで借りてこの山に来ることはない。
だから、一生で最後の九千部岳になると思って登った6年前。

雲仙を目指して走ると、途中の道路案内で、
「R389田代原チェーン規制」の文字。
あの頃と車も変わり、まだチェーンも持ってなかったが、
昨日、妻を説得し、やっとチェーンも手に入れた。
雪道、どんとこい!と力んで車を走らせたが、田代原までは乾いた路面だった。

田代原まで来ると6年前と同じ風景が広がっている。
雲仙方面の斜面は白い雪をかぶっている。
 
田代原から歩き出すと、霜柱が尋常ではない。
ざっく、ざっくと霜柱を踏みしめ、靴底が沈みこむ感触を楽しみながら歩いていった。

鞍部を過ぎると、雲仙や橘湾の眺めにうれしくなる。
山は歩くだけでも気持ちよいのだが、この眺めの中を歩いていると、気分は高揚してくる。


山頂に着くと、誰もいない。
静かな山頂で、昼食をとる。
360度の絶景。


平成新山、橘湾、諫早方面、多良山系、そして、遠くの山々まで眺望できる。
久重連山、阿蘇山、由布岳、そして祖母方面までわかる。
遠くの山並みも楽しめる今日の九千部岳だった。

久住連山と祖母方面の眺め、すぐそこにあるような眺めだった。

下りは岩場の雪がちょっとこわかったが、懐かしい急坂を下っていった。

さて、次は・・・・



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