2012年.12月末日 郡岳

 
一人で登る


南登山口化〜60分〜坊岩〜10分〜郡岳〜50分〜南登山口
  
距離約4km 累積標高差600m  荷11kg  時間約3時間

坊岩からの眺め、今日はいい天気だ

12月の暮れ、単身赴任先から大村の自宅に戻った。
長崎空港に着くと、素晴らしい天気。
さっそく家の大掃除かと覚悟して戻ったが、快晴の空に妻が、
「せっかくの天気だから、登ってくれば」
の天使の声。

時間も遅いので、近くてすぐ登ってこれる山がいい。
よし、郡岳に決めた。
 

郡岳は、記憶をたどると、2004年の11月以来、およっ、8年ぶりだ。
歩き出すと、歩き慣れた道。ただ、その先がどうなっていたか、記憶が曖昧である。
しかし、巡ってくる登山道の姿に、そうそう、こうだったと記憶がよみがえる。

この季節、鳥たちもさえずりを控えている。
時折森に響く声がとてもかわいく心地よい。

ゆるやかで優しい登山道を、のんびり歩く。
やがて、坊岩に。

ここからの眺めは格別。大野原高原が広がり、大村湾が美しく太陽に光る。
大村市から東彼杵方面を一望できる。
懐かしい眺めだ。

その後は、頂上へ。
コンビニおにぎりとカップうどんで定番の昼食をとる。

誰もいない頂上で、昔、郡岳に来たことを思い出す。
だれも踏んでいない雪の頂上を踏みしめたこと、
朝日が昇る頃、ここに着いて、五家原岳まで縦走したこと、
どんぐりを拾いながら家族と来たこと。

気持ちはあのときのままだけれど、体は確実に8歳年を重ねているんだなあ。

今回、近場のいつもは行けない山を巡りたいと思っている。
そのために、まず大掃除をがんばろうっと。


山登りTOP