2012.09.02 有明山

 
一人で登る


八幡神社〜20分〜清水山〜60分〜有明山〜60分〜八幡神社
  
距離約6km 累積標高差600m  荷11kg  時間約3時間


秋の雰囲気漂う有明山の登山道

今週は久しぶりに有明山に向かうことにした。
八幡神社に着いて駐車場の方と会話して、車に向かうと、
韓国の団体がぞろぞろと八幡神社に繰り出した。
この団体がいつもと構成が違い若いお姉さん方しかおらず、
おまけにじろじろ見られるものだから、
何だかこっちが緊張してしまう。
おじさん度は年とともに確実に増してきているようだ。

有明山の登山道に入る。
ここでもスズメバチに要注意だ。
この時期に目立った巣が登山道近くになければ、
今後は安心して登ることができる。
偵察登山の目的も含んだ今日の山登りである。

清水山に入ると、たくさんのきのこがその姿で楽しませてくれる。
色とりどり、形や大きさもいろいろ、中には動物にかじられたものもある。
まるできのこ祭りである。


晴れのつもりで登り出したが、山頂近くは雲がかかっている。
歩く登山道はちょっと薄暗いが、秋を思わせる風が気持ちいい。

清水山山頂に着くと、スズメバチの往来をたくさん目にする。
どこの頂もスズメバチの山越えの道となっているようだ。
目の前30cmを通り過ぎていき、ちょっとびくっとする。
気ぜわしく働くスズメバチにとっては、私は立木と同じ扱いのようだ。

清水山を過ぎると、ほとんど音がない登山道に、ミンミンゼミが一匹だけ、夏を惜しむかのように鳴いていた。
あまりに大きい声なので、風に揺れる木々の葉が、まるでミンミンゼミの声に震えているようだった。
山全体を秋の空気が包んでいる。

白嶽と違って、有明山はついついペースが上がってしまう。
でも、息を切らして登るくらいが丁度気持ちよいのが、この道だ。

山頂に着くと、風が強く冷たい。
気温は22度ほど。
体が冷えてきたので長袖を羽織って、しばしのコーヒータイム。

長らく一人の山頂を楽しめた。
先週の白嶽に続いて、静かな山を楽しむことができた。
スズメバチも目立った巣はないようだ。

秋が深まれば、また長い距離を歩いてみたいなあ。







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