2012.08.18 星生山〜久住山〜稲星山〜中岳
一人で登る

 
歩く標高差約1100m、歩行距離12km、行動時間7時間

牧の戸登山口〜20分〜沓掛山〜90分〜星生山〜60分〜久住山
〜50分〜稲星山〜30分〜中岳〜30分〜久住分かれ〜70分〜牧の戸登山口
星生山からこれから進む星生崎と久住山を臨む

「今年の夏は久住に行きたいなあ」
とずっと思っていた。

しかし、行けそうな日に天気予報を見ると、
いつも思わしくない。
今回も、最後まで予報とにらめっこし、
最終的に思いきって出かけることにした。

朝3時起床。大村ICに4時前に滑り込み、ETCの深夜割引で半額となる。
いつもは登山口まで到着して、30分ほど仮眠をするのだが、
走る高速道路上でもう眠くて眠くて、サービスエリアでの仮眠となる。
眠さへの踏ん張りがきかない・・・ これが年ってことかなあ。

牧ノ戸登山口に着くと、快晴である。
しかし、歩いているうちに、あちこちから雲が湧き出てくる。
午後は、積乱雲に要注意の天気となりそうだ。
 
2ヶ月ぶりの、本格的な山登り。
とにかく今日はゆっくり歩きに徹することにする。
せっかくの久住、帰る頃にばてばてにならないようにしたい。
頭を使いながら、ノウハウを生かした登山の始まりである。
もう少しで頂上というときに、いつも踏ん張ってしまうのだが、これがばてのもとだ。
もう少しで頂上というときにこそ、ゆっくり歩きをしようと心に決める。

まずは星生山。
ここからは三俣山、硫黄山の眺めが迫力がある。
眺めを楽しんだ後は、岩場を越えて、星生崎方面に。
久しぶりに歩くと、こんなに短かかったっけと感じる。
星生崎を越えると久住山が眼前にせまる。

久住分かれから、てくてくと登り、久住山頂上に。
頂上に出た頃には、山頂はガスに包まれた。

さて、この後どうするか、体にきく。
まだまだ行けそうだ。

ひとまず下って、また登り稲星山へ。
稲星山はいつも風が強いところだ。
今日も風がずっと流れる。
登りでほてった体を冷やしてくれる。

すべりやすい道を下ると、眼前に中岳。
もう一度体に問う。
う〜ん、もう、余裕はなくてもいっちゃえ。

中岳からは御池方面の眺めと坊ヶツルの眺めが格別だ。
しばらくすると、たくさんの子ども達が上がってきた。
坊ヶツルから来て、また登るらしい。
「俺は今一番、九州本土で一番高い場所にいる人間だ!」
「次、俺も!」
と、子ども達ははしゃいでいる。

暑い夏の久住の涼しさは最高だ。
緑も目にしみた。

さてさて、涼しさが戻ったら、対馬の山にも繰り出すぞ!




山登りTOP