2012.01.03 白嶽(白岳)
 
10人で登る
(ご近所家族と)

洲藻白嶽登山口〜90分〜西岩峰〜10分〜岩のテラス〜60分〜洲藻白嶽登山口
  
距離約3.5km 累積標高差450m 荷19kg 時間約5時間





今年初の山登り。今年はご近所のオヤジ4人で白嶽に登ろうという話になり、
それぞれの家族もついてきて、オヤジと子ども総勢10名の白嶽登山となった。
うちからは娘が参加。数えてみると、娘は4回目の白嶽である。

朝9時に集合。ご近所なので、集合場所も適当である。
「ええと、駐車場あたりに9時ね。ああ、家おっていいよ。お〜いって呼ぶから」
こんなお気楽な感じがいい。

9時前には集合し、白嶽の登山口に向かう。
白嶽は例年2日あたりに地元の方々の神事のために登るようなので、
今日は、静かな山になるのなるのかなあと思う。

登山口に着くと、子ども達は元気である。今にも駆け出しそうだ。
大人も負けずにはりきっている。
が、結局子どもには勝てないことを思い知ることなる。

スタートすると、小学生が先頭なものだから、ペースが速い速い。
最初のうちはみんな着いていくのだが、このままいくと、大人は撃沈の予感である。
子ども達を促して、ゆっくりペースにする。
この子ども達、ゆっくりペースになっても文句を言うわけでもなく、
声を掛け合いながら、全員を待ってくれるいい子達である。

途中コゲラが木を叩いていると、
「ああ、キツツキやあ」
と歓声があがる。

結局、子どものペースは自重しながらも、
やっぱり大人より速く、大人は頂上近くに行くと、
ちょっとヘロヘロである。

山登りはペースをどうするかで、
まったく違うものになってしまう実験のような山登りだった。

西岩峰に全員登頂する。
今までの登山道の様子とは違って、
北西の風がとても冷たい。

怖がらずに立って眺める者、
立てずに座ってじっとする者、
上がったかと思うともう降りている者、
それぞれの西岩峰だった。

その後は、岩のテラスにみんなで向かい、
昼食とする。
打ち合わせていた通り、各自持参のカップラーメンとおにぎりの昼食だ。

山で食べるとやっぱりうまい。
あたたかいものがとてもありがたい。

みんなに振る舞おうと、小豆のかんづめや水を担ぎ上げ、
ぜんざいを作ったが、
思いがけず鍋底が焦げててしまい、こげ味のぜんざいとなってしまった。
それでもおいしいと全部食べてくれるいい人達。

下りは、登りと違って、大人も元気である。
楽しそうな会話が響きながらの下り道となった。

2012年の初登り。
人の温かさをいっぱい感じた思い出に残る山行となった。



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