2010.12.04 大鳥毛山の559ピーク
 妻、娘と登る


登山口〜30分〜559ピークの岩場〜10分〜大鳥毛山下の広場〜20分〜登山口

  
距離約2km 累積標高差100m 荷19kg 時間約1時間半


559ピークから内山方面を俯瞰する。内山を隔てての竜良山が迫力ある。

朝、起きると遅い時間。山はあきらめようかと思ったが、妻が行きたそうだ。
他のことならあきらめてもらうところだが、山に関してはちょっとした無理をしても行きたくなる。
簡単に登れる山にしようと決めると、娘もついて来るという。
久々に家族での山歩きである。

山歩きと行っても、この大鳥毛山は、眺めのよい山道を散策する感じで、
天気のよい日は誠に気持ちがよい。

登山道入り口に車を止めて歩き出す。
雲一つなく眺めがいい道に娘も喜びながら登る。
自然は大好きな娘なので、花や植物に興味津々の様子を見せる。

今日は稜線伝いに559ピークの岩場を目指す。
大人が歩く分には藪というほどではないのだが、娘は四苦八苦である。
藪をかき分けて着いた559ピーク手前の岩場で休憩とする。
大人はコーヒー、娘は抹茶を楽しむ。
冷たい風の中のあたたかい飲み物は格別だ。

ここからは対馬の山々が迫力いっぱいに臨める。
矢立山はなだらかな山容であるが、対馬最高峰の威厳を持ってそびえ立つ。
有明山は、草原状の山頂付近の特徴があらわで、緑と黄色の美しいコラボを見せている。
竜良山や木槲山は盆地を隔てた向かいの稜線を形作り、私たちがいる稜線と対峙している。
ここから上島の御獄は見えまいと思っていたが、山の合間から姿がはっきり見えていて驚いた。
しかし、この岩場、よくのってみると、大きな平たい岩が・・・ぐらぐらと動く。
なかなか恐怖をあおってくれる。人がしょっちゅう登っている山なら笑ってすませられるが、
人があまり来ていない山は思わぬ危険が待っていたりするので、対馬の山は要注意。

このあと、大鳥毛山の下の広場まで足を伸ばした。
この場所はいつかテントを張ってみたい場所である。
地面が緩いのが難点だが、気持ちよいテント泊ができそうな気もする。

ちょっとした時間だったが、暖かい陽を浴びての山歩き。
短い手軽な山歩きができるのが対馬のよさである。


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