2010.11.03 白嶽〜上見坂登山口 夫婦で登る 厳原八幡神社洲藻登山口〜白嶽鳥居〜白嶽西岩峰〜白嶽鳥居〜上見坂登山口 距離約7km 累積標高差800m 荷20kg 時間約5時間(山頂30分、昼食30分含む) |
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秋晴れで空気が澄み、白嶽の岩が青空に映える 今週も妻と登る。 白嶽、有明山と歩き慣れてきているはずなので、ここらでちょっと冒険してみよう。 土日はいつもの所用があるのだが、今日は水曜日の祝日。 なんたって、9月から初めての休みの一日である。 そして、この日の行程は、密かに考えはしていたものの妻には内緒にしていた。 「明日は、縦走ってやつに挑戦してみようか?」 「縦走???」 「きっと、気に入りそうな変化に富んだ道だから・・・楽しいはず。ちょっときついけど。」 「私の知らぬ間に、そんなことをたくらんでいたとは・・・」 『お父さんにお母さんは連れられて、無理矢理鍛錬をさせられている。かわいそうに。』 という子ども達の誤った認識の中、家を出発する。 実際は、今日は山をさぼって少しでも眠りたい父を無理矢理起こしているのは、 お母さんなのだぞ。 今日は空気が澄んでいて、遠くまで見える。 登り出して見ると、まず沖の島が見えた。 標高200mくらいの島であるが、海の中にくっきりと浮かんでいた。 沖の島が見えるということは、頂上では韓国も見えるかもと期待を膨らませる。 くっきり見える大陸の姿は、この時期だけに訪れるプレゼントのようなものである。 山頂近くの岩場を登っていると、下からYashiさんが上がってきた。 いつも私たちが午前中に終わらなければならない駆け足登山なので、急いで登ってきてくれたようだ。 話をしながら、西岩峰へ。 残念ながら韓国方面のながめは薄い雲が海面すれすれにたちこめており、 うっすらとしか韓国の姿は見えなかった。 一方、東側は壱岐が見え、その奥に山並みが見える。 位置からすると、背振や天山あたりになりそうだ。 また、壱岐の横にも島影があり、たぶん小呂島と大島あたりだろうか。 Yashiさんと楽しい会話を経て、白嶽を後にし、上見坂への縦走路を歩く。 この縦走路は変化に富んだ道が楽しい。 落ち葉を踏みしめる山腹の道から、どこまでの高く伸びた植林帯を経て、 豊かな自然林の森、そして整然としたヒノキの間の道などと、 道がどんどん変化をして飽きさせない。 妻もこの道が大変気に入ったようである。 ゆっくり歩きではあるが、子どもの話をしながら、 歩くのはいいものである。 日頃忙しくてゆっくり話す間もないので、 こんな山登りはお互いのためにとてもいい時間となっている。 |
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