2010.07.17 有明山(2往復)

厳原八幡神社〜清水山〜有明山〜清水山分岐〜有明山〜厳原八幡神社

距離約10km 累積標高差1000m 荷25kg 時間5時間半(ゆっくり歩き)
 
 
今日も重荷をしょっての2往復。
梅雨も明け、すがすがしい太陽の光が降り注ぎだした。

暑さはというと、夏を感じる程度で、風はさわやかだ。
重荷歩きを数回重ねると、その重荷に合った歩き方を
知らず知らずに体が始め出す。
頭で考えているのではないのだが、歩幅を狭くし、ゆっくりゆっくりと歩を進め出す。
きっと、先週のきつかった歩きの反省を体の方がインプットして、今日に挑んでいるような感じである。

おかげで時間はかかるのだが、この歩き方は理にかなっていて、
体が知らず知らずのうちに体がその歩き方を選択しているのが他人事のようでおもしろい。

2往復目の山頂は、ご褒美のアイスコーヒー。
これがたまらん。
のどごしが気持ちよく、疲れた体をいやしてくれる。
ビールが好きな人がこの一口がたまらないのと一緒である。

アイスコーヒーを楽しんで、さあ下りようとザックを背負っていると、
一人の方が山頂に到着した。

こんな時間に登って来るのはきっと韓国の人である。
韓国語がわかるわけではないので、話しかけるわけにもいかない。
と、ふいに向こうが話しかけてきた。

「ヨク ノボッテ ルンデスカ?」

片言の日本語のように聞こえる。
おやっ、日本語が話せるのかな。

「ハイ、トキドキ」

こっちもなぜか片言の日本語になってしまう。
んん!

「もしかして、日本人ですか?」
と勇気を持って聞いてみると、

「はい。」

との返事。

お互い韓国の人だと思って話しかけられなかったようである。
思いこみでで聞いていると、普通の日本語も片言に聞こえてしまう
人間の耳のいい加減さ。(笑)

しばし、対馬の山の話を楽しくさせていただいて下山した。

山頂で話しをしていると、疲れがふっとんだ。
毎回の同じ山での訓練登山も、やっぱり人と会ったり、話してみたりといった
刺激がちょっとあると、楽しくなるんだがなあ。

まっ、かんばって、鍛錬、鍛錬。



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