今日は、久しぶりに長い距離を歩いてみた。
５月は歩きのブランクがあったので、２０kgの荷物とこの距離は無謀かとも思ったが、
これだけの時間がとれる日がまたいつくるかわからない。
とりあえず歩いてみよう。
白嶽への道はなかなか荷が堪える。
ペースも落とさずついつい踏ん張るものだから、
こりゃ、あとでバテるだろうなあと予感しなから歩いた。
山頂近くでYashiさんから電話が入る。
今、白嶽に向かっているそうだ。
途中で会うことにして、しばし山頂でゆっくりとした時間。
青葉の色が落ち着き始め、少しずつ濃い緑が山を覆い始めていた。
白嶽から全貌できる対馬の山々は、夏に向けて準備中のようだ。
西岩峰とトンビとその向こうに薄い月
鳥居のところでYashiさんと会い、しばし話し込む。
このところ毎週の山行を欠かさずに、精力的に山に向かっているYashiさんである。
白嶽を後にして、上見坂方面へ。
上見坂に着く頃には、案の定、足に来ていた。
雲ひとつなく、柔らかくはなくなった初夏の日光に照らされながらの
林道歩きは、徐々に体力をうばっていく。
あまりにも眠くなり、隠蔵寺山付近の木陰で２０分くらいうたた寝をする。
いやはや、体はなまりきっていたようである。
上見坂方面に行く途中で、見れる西岩峰。いつも登っているのは、左端。
有明山山頂でコーヒーをゆっくり飲み、疲れを癒す。
下山路には、ヤマボウシが花をつけ始めていた。
久しぶりに「歩いた〜」という感じ。
そして、ちょっとノックアウトされた感じで、
体のあちこちが痛いのだが、
歩けた証のこの痛みは、ちょっぴりうれしい勲章でもある。
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