2010.02.14(日) 有明山

厳原八幡神社〜清水山〜有明山〜厳原八幡神社
  
距離約6km 累積標高差600m  荷13kg  時間約2時間半
 


 

今日は有明山に登る。八幡神社のおじちゃんに駐車料金を払う。
「今からですか?今日は16人くらいの団体の方が登っていますよ。」
とのこと、たくさんの日本人と会いそうで、対馬ではなかなかできない経験なので楽しみである。

気温は低いのだが、風がないので歩くと暑くなってくる。
今日は時間が押していて、早めに下山しないといけないので、おのずとペースが上がる。

登山道の途中に「枯損木 伐倒作業中」の看板。
しばらく行くと、4人ほどの方がチェーンソウで作業をしていた。
チェーンソウの機械音より大きな声で
「ストップ。人が通るぞ。」
あまりに大きな声と、素早く機械を止めて反応するプロの技に
思わず私ごときのために作業を中断させて申し訳ないと思った。


「一人で登りよっとですか?そりゃあぶない。私がついていきましょうか?」
と、若いお姉ちゃんに声をかけるかのような、陽気なおじちゃんの声が楽しい。

これで謎が溶けた。
去年の4月末、突然、有明山の登山道沿いのたくさんの木に
「きけん 立ち入り禁止」の黄色いテープが貼られていて、
誰が何の意図でそうしているのか理解できなかった。
この登山道整備のための調査作業でテープを貼っていたのである。
登山道も自然のままでと思う方もいるだろうが、
昨今韓国からの登山者も多く登る有明山であるので、
危険はできるだけ排除することも必要であるとも思う。

途中16人の団体さんとすれ違った。
山頂で会えば、少し話でもできたのだろうが、
すれ違いとなったので、あいさつを交わすだけだった。
しかし、一人の方が
「上はきれいでしたよ〜」
と言ってくれたので、ああ有明山に満足してくれたかなと
ちょっとうれしくも感じた。

久しぶりに有明山に来た。
登った後の足の疲労感がなんとも心地よいものなのである。


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