2009.10.12(月) 白嶽 一人で登る 洲藻白嶽登山口〜西岩峰〜洲藻白嶽登山口 距離約3.5km 累積標高差450m 荷20kg 時間約2時間半 |
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10月の3連休。 いつもは誰もいない白嶽だが、この日ばかりは駐車場も多いのではと思い、 急いで登山口に向かうが、駐車してある車は一台。 曜日から考えると韓国の観光客はそういなさそうなので、 今日も静かな山歩きとなりそうである。 前回来たのは、8月初旬。 季節は秋の入り口となり、登山道の様子もまた違って見える。 ちらちらと目にする野草の花がまたかわいい。 (キッコウハグマ) 歩き出してすぐ後方でガサガサッと音がする。 実は後方でガサッと小さな音がしてもほとんど見ないようにしている。 なぜかというと、わざわざヘビを見たくないからである。(笑) 前方で音がしたら、今から通るので目をこらすが、後方はもう過ぎたところ、スルーである。 バッタ類の場合も多いが、知らぬが仏、足早に通り過ぎるようにしている。 今日は、つい振り返って見てしまった。マムシか?と思って振り返ってみるといやアオダイショウだ。 対馬のヘビの分類はわかりやすく、アオダイショウとツシママムシとアカマダラの3種類しかいない。 アオダイショウは人の気配を意識しながら、ゆっくりゆっくり草むらに隠れていった。 後ろを振り返らない歩きをしているので、幸か不幸か、白嶽では未だマムシを見たことがない。 山頂に上がると、おやっ、人の声。 日本語かなと耳をすませてたどり着く。 白嶽山頂にはご夫婦が1組、昼食をとられているところだった。 とても気さくなお二人で、思いがけず楽しい時間を過ごさせていただく。 山頂で人と話せるというのはとてもいいものだなあと実感する。 日本のどこの山でもごくありふれてこの光景が 対馬の山では皆無なのである。 だからこの時間はとてもうれしい時間なのである。 山頂まで歩いてきた達成感と、同じ道を歩んできた親近感は ついつい会話を弾ませてくれる。 対馬の山を楽しまれている方と出会うのは、とてもうれしいものだ。 以前、龍良山でもすれ違ったということだったので、 また、対馬の山でお会いできればと思った。 秋から冬、一番好きな季節に入ろうとしている。 山を歩くだけで、幸せになる季節である。 |
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