2009.05.24(日) 有明山

厳原八幡神社〜清水山〜有明山〜厳原八幡神社
  
距離約6km 累積標高差600m  荷25kg  時間約2時間40分
 



今日も午後から所用あり。午前中の駆け足登山となる。
2往復をする時間はないので、荷を重くして負荷をかける。
今日の荷は25kg。水入りペットボトル12本と、2kgの鉄アレイを2本入れてみた。
なかなかずしりと身にしみる。
家族は好きねえとあきれ顔。
「いいのだ。テント泊をバテずに楽しいものにするためには、これくらいの鍛錬が必要なのだ。」


今日も花を探してみようと、道脇に目をやりながら歩き出す。
歩き出して驚いたのは、先週目にしていた花がもうない。
先週はたくさんのタツナミソウを見たのだが、今週は黄色いニガナの花がいっぱいである。
週代わりの花たちを見ていると自然と顔もほころぶ。



山頂近くの急坂にかかると、「ホッホ− ホッホー」と
アオバズク(フクロウの仲間)と間違えそうなツツドリの声が聞こえてくる。
今日のツツドリは東西南北と4羽いて、
北と南のツツドリが「ホッホー」「ホッホー」とかけあい、
それがやむと、
東と西のツツドリが山あいを隔ててやりとりをする。

ツツドリの声はこんな感じ→ツツドリの声(クリックすると聞けますよ)

枯葉を踏むザッザッという音の中に混じるツツドリの声。
山の雰囲気に浸れる時間となる。


山頂のヤマボウシの写真を撮っていると、
一人の方が登ってこられた。
オレンジの服に、手にはパンフレットが見え、
これは韓国の人だなと思い、一応「こんにちは」と声をかける。

山頂に着くと、その方が話しかけてこられて、日本人だったとびっくり。
4月に転勤で対馬にこられた方で、対馬の自然と濃く関わる仕事をされている方だった。
対馬の山の話や動物の話をしながら、対馬の自然への熱い思いに心を打たれる。

下山途中に、また一人の方と会う。
この方は厳原に住んで1年になるという方で、有明山は36回目だそうである。
私は、帰って数えて見ると、通算41回目だ。いい勝負だなあ。(笑)

対馬の山を楽しむ方に会えて、心があたたかくなれた今日だった。


 
山登りTOP