09/17(月) 有明山
 
   厳原八幡神社〜清水山〜有明山〜厳原八幡神社
  距離約6km 累積標高差600m 時間約
2時間
 
先週は鹿との接近遭遇にびびった有明山山頂。
今日も山頂に着くと鹿が2頭。しかし、私の姿を見ると今日はすぐ逃げていった。
この曇った暗い中、突然草むらから現れた侵入者はやはり驚くに値するものだろう。

さて、今日は新しく買った70リットルのザックを試しに担いでみた。
一泊登山に必要な荷物をあらかたつめてみる。思ったほど重くはないが
パッキングを工夫しないと、重さでザックに振られそうになる。

こんなでかいザックを担いで歩いている人は島にはいない。
出発地点の八幡神社から登山口まで、出会う人は例外なく奇異な眼でこちらを見ている。
きっと韓国の登山者だと思われているに違いないので、思い切り流暢な日本語で
「こんにちわ〜」
とあいさつするが、返って力が入りすぎ、
日本語がうまい韓国の登山者だと思われたかもしれない。

重いザックはなかなか足に来る。
でも、そうだ。1年前はこのくらいの重さの荷物を背負って多良を歩いていた。
そうそう、この足の疲労感、よっこらと気張りながら歩く感じ・・・・
この感じがなんともよかったんだと思い出す。

きつさで日頃の些細なことを気に揉んでいた思考回路は麻痺し、
ただ無事に歩くこと、こけないように、すべらないように歩くことに集中する。
そして、気づくと頭の中がすっきりしている。

山登りの楽しさは、ちょっと負荷をかける荷物が必須なんだと思った山歩きだった。

返りは小雨が落ちだし、真紅のザックカバーをかぶせた。
これまた、八幡神社前で、すれ違う人をびっくりさせそうだ。
 
 
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今回の撮影で重宝したのが、先日hirokoさんから、
「こんなの対馬にないやろうから、あげますよ」
と言っていただいたカメラ三脚。(JOBY「gorillapod」)

これがすぐれもので、木や標識にさっと掴まらせて、セルフ撮影ができる。
今回は有明山の標識にさっとつけて、撮影した。




これは、いい。
くせになりそうだが、対馬では、被写体としての自分があまり遠くに行かないようにしないと
デジカメごとトンビにさらわれてしまう。



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