| 5/19(土) 有明山 厳原八幡神社〜清水山〜有明山〜権現山方面の途中まで〜有明山〜厳原八幡神社 距離約８km 累積標高差660ｍ 時間約４時間 |
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| 清水山本丸から見た有明山(左ピーク)と成相山(右ピーク) 対馬にある主な山の中では，自宅に一番近い有明山に登る。 清水山の城跡の石垣を見ながら，登って行く。 清水山を登って登山道を歩いていると， 遠くでダダダダと獣が走る音。きっと，鹿だろう。 誰もいない山なのと，歩いて間もないこんな場所にも鹿が下りていているのかと，ちょっとびびる。 有明山山頂に着くと，空は少し曇っている。 有明峠方向に歩いてみるが，草も多いようで，また冬に挑戦することにする。 方向を変え，権現山方面へ。 広い草原を歩いていると，草むらの中でがさがさと音がする。 鹿かな・・・と思って凝視すると， バタバタバタッ！と飛び立つ音。 音の大きさにびっくりする。高麗キジが驚いて逃げていく。 山頂の草原には，大きな水たまりがあり，そこには無数のオタマジャクシの群れ群れ。すごい数だ。 近づくと網にかかったハマチの群れのように跳び跳ねる。 林の中に入ると，また，ダダダダと大きな足音。そして，聞こえる鹿の鳴き声。 ４時間程度の歩きの中で，島ならではの多くの動物たちと遭遇した。 彼らの領域に自分が立ち入っているという意識を強く感じた今日だった。 それは，畏怖であり，憧憬であり，親しみでもあり， 時に，突き上げるようにわく恐怖でもある。 |
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