2007.01.20(土)
 
黒木〜ツゲ尾〜経ヶ岳〜中山越〜西岳〜多良岳〜金泉寺〜黒木

 
 数日前の予報では雨だった土曜日。向かえてみれば晴れマーク。いつもの道に出かけよう。
経ヶ岳山頂でしばらく休むが今日は珍しく誰も上がってこない。多良岳に向かって歩き出す。1月だというのにとても暖かく感じる。登りは半袖,下りは一枚シャツを着る。

 多良山系には,ところどころ赤褐色で,てかてかと光る木肌が目を引く木がある。ヒメシャラの木である。漢字で書くと姫沙羅と書くらしい。座禅岩から六体地蔵方面に下りる道に写真のヒメシャラがある。他の木々とあきらかに違う木肌の色はひときわ目を引き,こっちを見てと語りかけられているようだ。今日は,多良岳に向かう道で石仏を眺めてみたり,梵字をしげしげと見つめたり,ちょっと違う目で歩いている自分がいた。

 八丁林道の登山口から佐賀からこられた方と一緒になり,話をしながら歩いた。短い時間だったが,多良山系の魅力を二人で語り合う。多良はいいなあとうなづく二人。

 違った目を持って歩けば歩くほど,多くの魅力を見せてくれる多良の山々である。



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