2006.07.08  池の原園地〜仁田峠〜妙見岳〜普賢岳〜薊谷〜仁田峠〜池の原園地
 
 さあ,今日は雨でも登るぞと意気盛んに迎えた朝・・・・強い雨ととどろく雷。だめだこりゃ。
 雷だけは命に関わる。それにしても今年の梅雨はよく降る。土日の度に雨が降る。
 で,仕事でもしようかと始まった一日。なんだか空が明るいぞ。
 いやまて,これは一時的なもので,山にでも行けば雷が待ちかまえているぞ。

 しばし様子を見るが,なんか空の雲がうすくなってきた。雷さえなければGO!
 いつもの登山靴が修理中なので,今日は多良ではなく雨でも比較的滑らない雲仙にする。

 池の原園地に着くと,ありゃ,車が一台もない・・・・ 雷に打たれて倒れていても誰も気づいてくれないかも。
 ちょっと躊躇しながら出発。ガスがかかっているが,雷の気配は今のところない。
 仁田峠に着くが,車はほとんどいない。ちょっとバスが着いて,お客さん方が駆け足で売店に急ぐ。

 ガスのかかった妙見岳を見上げながら,雷様がきませんようにと祈って出発。
 ガスの中で眺めはないが,登山道の脇にさく野草がとてもきれいだ。
 ヤマアジサイは,こんなに青かったっけと思うほど,鮮やかなブルーだった。雨に合う色である。
 そして,たくさん咲いたシモツケが誰もいない登山道で,密かに歓迎してくれているようだ。
 山に少し残っているヤマボウシの白さは緑の中できわだち,目を癒してくれる。
 
 花々を楽しみながら,雷がこないうちに普賢岳山頂へ。誰もおらず,風も強く,早々に先を急ぐ。

 薊谷の途中で雷鳴がとどろき,ザーと大粒の雨が来た。
 しかし,よくぞここまで持ってくれたとありがたい気持ちで,傘をさしながら池の原園地へのんびり歩いていった。
  
  
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