高岩山(たかいわさん)
家族編
 親子(息子9歳,娘5歳)と親戚家族3人で登る  2004.05.04
 

  塔ノ坂方面から見た高岩山
場所 長崎県西有家町(雲仙) ←地形図はここをクリック
標高 881m 歩く標高差 約150m 歩行距離 約2km
所要時間
(往復)
大人(80分) 宝原園地駐車場〜40分〜高岩山山頂〜30分〜宝原園地駐車場
娘 (80分) 宝原園地駐車場〜40分〜高岩山山頂〜30分〜宝原園地駐車場
データ  息子には同じ年で大の仲良しのいとこがいる。その家族と一緒に山に登ろうということになった。
 入門者用のハイキング気分の山ということで,わが家の子ども達も大好きな高岩山に登ることにした。

 
愛野展望台で待ち合わせをし,雲仙へ。
「ハイキング気分でらくちんの山だから・・・」
と話しておいたが,せっかくなので,塔ノ坂方面から山容を見てもらう。こちらから見ると,「おお!あの山に登るのか!」と気合いが入る。実際は,裏側から登るので,登るのはほんのちょっとだ。

 
宝原園地に着くと,ミヤマキリシマが咲き出しており,たくさんの人たちが園地を訪れていた。

 
ゆっくりと身支度をし,出発。暑いくらいであり,風が吹くと心地よい。
 子ども達は,どんどん駆け上がって行く。うちの娘といとこは,とにかく負けず嫌いだ。争うように登っていく。しかし,負けん気の二人は何かとぶつかる。そこで調整役をするのが息子だ。三人でバランスをとりながら登っていく。しかし,ペースが速いぞ。大人達はついていくのに一生懸命だ。昨日庭に手入れに精を出した親戚夫婦と昨日阿蘇日帰りのわが家の夫婦はちょっとばて気味だ。(笑)

 階段状に整備された道を登り,鋭角にぐっと曲がるともう山頂まで100mである。気温も上がり,頂上に着く頃はちょっと気持ちよい汗が出てくる。

 
頂上に着くと,去年の11月に台風で倒れていた鳥居が修復されている。そういえば歩道もきれいになっていた。地元の方々のありがたいお世話があってのことと感謝する。

 頂上からは岩に登って,高岩山ならではの眺めの楽しむ。子ども達は,岩に登って楽しそうだ。親はちょっとハラハラしたけれど・・・(笑)

 
昼食をみんなでゆっくり食べ,一部の大人はちょっと昼寝もし,山頂でくつろいだ。
 花の季節,山頂では蜂もよく飛んでいる。でもスズメバチはいないので安心。

 
下山後は,宝原園地の広場で遊び,小地獄温泉で汗を流した。

 
山でかく汗とその後の温泉が気持ちいい季節となった。親戚家族とは,また登りたいなあ。
 子ども達が実に楽しそうで,見ている大人も楽しかった。そういえば,ずっと子どもにかまって遊んでやっていたのが,いつしか子ども達だけで遊ぶようになった。大人はじっと眺めて笑っていられるようになった。子ども達がどんどん大きくなっているのを感じることは,うれしいとともにちょっと寂しいような,そんな気がもする五月晴れの今日だった。

 
 
駐車場 宝原駐車場に40台ほど駐車可能。休憩広場やWCもある。
 
 
高岩山は,塔ノ坂方面から見ると,堂々たる山容だが,
裏の宝原園地から見ると,緩やかでやさしい山容を見せる。

 
 
 
宝原園地はミヤマキリシマが少しずつ咲いている。
見頃は来週か再来週くらいか。
さあ,お互いの家族で楽しみにしていた山登りのはじまりだ。
 
 
  
子ども達は駆け上がる。
大人達は話ながらぼちぼちと・・・・
 
 
 
 
一気に登ってしまうとお菓子を食べる楽しみがなくなってしまう。
よって,無理矢理休憩が入る。
 
 
 
子ども達は岩にのって遊ぶ。 
 
 
そして,大人達も岩の上で,眺めを楽しんだ。
ぐっーとズームアウトしてみると・・・・

 
 
今日はちょっと霞んでいるけれど,やっぱり眺めは最高だ。
 
 
 山頂でゆっくりと昼食タイム。
息子が突然,食べながら,
「あれえ,何で俺のカップラーメンに草が入っとるとぉ〜」
「すまん,お湯を入れる前に中身こぼして拾うときに入ってしもうた。(笑)」

 まあ,山で喰えば野草もまた趣があろう。

 
 
山頂でゆっくりした時間を過ごした。
 
 

下山後は,園地の広場で遊んだ。
大人達はじっと子ども達が遊ぶのを見ていたが,
やさしいおばちゃんは子ども達と
「だるまさんがころんだ」
で一緒に遊んでくれた。
  
 またファミリー登山を楽しもうね。
簡単でいい山が九州にはいっぱいあるよ。
  
楽しい一日でした。
 
 

 
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