高千穂峰
夫婦で登る 2019.4.28
(高千穂河原〜高千穂峰〜高千穂河原)
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場所 |
宮崎県都城市 |
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標高 |
高千穂峰 1573m |
歩く標高差 |
累積 約660m |
歩行距離 |
約5.5Km |
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所要時間 |
大人5時間
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高千穂河原〜1時間20分〜御鉢〜1時間〜高千穂峰〜50分〜御鉢〜1時間10分〜高千穂河原
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データ |
妻と宮崎に赴くこととなった。
一番の目的は、息子に会うこと。
息子が所要で宮崎に滞在するようなので、
宮崎に会いにいくなら、高千穂峰に登ってみようということになった。
当初は、麓にテント泊をする予定だったが、翌日から天気はくずれそうなので、
テント泊はあきらめた。
今日の高千穂峰を登ると数日は雨の予報である。
大村出発は、朝3時。
今回は山頂でおにぎりを食べたくて、夜寝る前に、唐揚げと卵焼きを準備する。
高速をひたすら走る。
えびのを過ぎると、朝焼けの中、霧島連山が美しい姿を見せてくれる。
久しぶりの新しい山にわくわくしながら、登山口を目指す。
美しい自然林の中の舗装路を抜けると、朝7時半に高千穂川原に到着した。
広い駐車場。GWと言うことで混雑を予想していたが、
それほどでもない。
身支度を調え、登山開始。
天孫降臨の話が残る神話の山。
遠い昔に思いを寄せながら、歩き始める。
最初は、歩きやすい石畳の道、やがて左に折れて登山道らしい道に。
ほどなく御鉢までの急登が始まった。
この道、岩稜地帯ではあるのだが軽石が多く、登ることに難儀する。
振り返り、振り返りし、眺めを楽しみながら歩いた。
やがて御鉢に着く。
風が強いが、地層フェチの妻は、噴火口の姿に感心しきりである。
小休止をし、御鉢の迫力に圧倒されながら、道を進む。
御鉢の縁は狭いところもあり、強風時には要注意である。
御鉢から一度下って、霧島神社跡地を経て、いよいよ高千穂峰山頂への道に進む。
この道が軽石が降り積もった道で歩きにくい。
新燃岳の噴火によって、降り積もった軽石らしく、
足をとれらないように気つけながら歩く。
まるで、雪渓歩きのように、つま先を蹴り込みながら登っていった。
息をきらして、山頂に着いた。
広い山頂の中央に突き刺さったものが。
天の逆鉾だ。
日本三奇と言われる。
今日は曇り空だが、青い空の中では映えそうな逆鉾の姿だった。
風がない避難小屋裏側に場所を移し、弁当とする。
おにぎり、たまご焼き、唐揚げがうまい。
たくさんの方で賑わう山頂のひとときだった。
下山時も滑る軽石に難儀する。
が、火山の歴史を感じることができる足下や横の眺めは圧巻だった。
軽石の下り道を終えると、落ち着いて歩ける道となった。
少しほっとして駐車場に向かった。
初めての霧島山系。さすがの高千穂峰だった。
韓国岳や縦走もいつか試みてみたいと思いたくなる山だった。
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高千穂河原には広い駐車場がある。鳥居をくぐって登山開始。
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最初は石畳のゆるやかな道を上っていく。
やがて右に折れ、登山道に入る。
火山帯を感じる土の色とごろごろところがる石たちがある。
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目の前に壁のように御鉢への道が続く。
たまった小さな軽石に足をとられながら進んで行く。
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思ったよりも前に進まず、振り返り景色に元気をもらいながら登っていく。
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気づけばだいぶ登ってきた。下から見るとたいしたことなさそうな登りだったが、
振り返ると結構登ってきたことに感心する。
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御鉢に着く。
火山を感じる壮大な景色が広がる。
風が強くなった。思わず一枚上に羽織る。
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御鉢を過ぎ、少し下って、霧島神社跡地に着く。
小休止をして、最後のもう一登り。
ここからも軽石が積もった難儀する道である。
ただ、降りてくる方々が歩きにくさに笑うしかない笑顔なのがうれしくなる。
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てくてくと登り、右に大きく曲がると山頂は近い。
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振り返ると、新燃岳や韓国岳の壮大な山並みが広がっている。
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広い山頂に到着する。
おっ、見えた。
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天の逆鉾に近づく。
日本三奇のひとつと言われている。
なんともありがたい気分になる。
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風のない場所に移り、夜中に作った弁当を広げる。
シンプルだが、この弁当のためなら、山登りをがんばろうという気になる。
天孫降臨の高千穂峰、
登れてうれしい山だった。
下山後は、霧島神社をお参りして、温泉に。
さあ、宮崎市内の息子に会いに行こう。
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