白嶽(しらたけ) 〜三角点分岐〜三角点
 1人で登る  2007.4.28
 
(ルートは明瞭ではない部分があります。地形図,コンパス必携です。)
 
 
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写真は白嶽西岩峰に咲く「チョウセンヤマツツジ」。名前のように朝鮮半島が原産で日本では対馬だけに分布する。
紫がかったピンクの花びらには,アゲハたちが戯れていた。

岩場の向こうに見えるピークが白嶽三角点がある場所である。

  
場所 長崎県対馬市美津島町 地形図はここをクリック
断面図,概念図はここをクリック
標高 白嶽西岩峰519m
白嶽二等三角点515m
歩く標高差 累積 約950m 歩行距離 約7Km
所要時間 大人
4時間半
洲藻登山口〜30分〜鳥居分岐〜30分〜白嶽西岩峰〜15分〜鳥居〜25分〜三角点分岐〜30分〜鞍部〜15分〜三角点〜15分〜鞍部〜30分〜三角点分岐〜25分〜鳥居〜25分〜洲藻登山口
駐車場 白嶽洲藻登山口に5〜6台駐車可能。
データ  先週途中で引き返した白嶽の二等三角点を目指す。

GW初日は風もゆるやかで,穏やかな晴天である。
白嶽西岩峰では,中津からの7人ほどの方や東京からの4人ほどの方と一緒になり,大にぎわいとなる。
自宅でついてきたという餅をいただいたり,パンにおかしと,いっぱいいただきものをする。
なんだか,白嶽山頂はいろんな県の方と毎回出会えて,不思議な場所である。

白嶽三角点へのルートは今回はコンパスと地形図を使って,現在地を把握しながら進んだ。
先週歩いたルートはほぼ間違いなかったようで,改めて尾根を確認しながら歩いた。
植林地帯に入ると踏み跡らしきものは消えるので,鞍部を目指して進むと,旧陸軍の碑がある場所に出る。
その後は三角点側の尾根を進んでいくとよい。

旧陸軍の碑の近くは原始林を感じさせる木々が並んでいる。

三角点は岩場の上にあり,ザックを置いて緊張しながら岩を登る。
後で気づいたが反対側から巻く道もあり,そっちはザックを担いだままで登ることができる。

眺めのよい岩場でゆっくりと昼食をとって,帰路についた。

 
 
 
登山道を歩いていると,カナヘビを何度が目にした。
対馬には,また日本では対馬にしかいないアムールカナヘビというのがいる。
ただその判別は捕まえて眺めないと難しいらしい。こいつは,期待したがニホンカナヘビかな?
 
 

 
西岩峰から見る東岩峰。今日は遠望もきいて迫力満点。
西岩峰からは360度のパノラマが楽しめる。

 
 
鳥居まで戻り,上見坂方面に歩き出す。
 歩く左側には,柵が施してある。
猪や鹿よけだろうか。
 

 
鳥居から30分ほど歩くと,三叉路に出る。ここが三角点に登る分岐である。
 
 
分岐からは,踏み跡をたどりながら,三角点から伸びる尾根を右に見るようにして歩いていく。
やがてヒノキの植林地帯となるが,ここからは三角点から南に伸びる稜線を目指して登っていく。
明瞭な道はないので,右側に尾根があることを確かめながら登るとよい。
 
 

やがて,鞍部にたどり着く。旧陸軍の碑が建つ場所である。
ここからは,右に折れて尾根伝いに歩いていくと三角点にたどり着く。

 
 
やっと見つけた三角点
 
 
三角点は岩場の上にある。
たぶん写真右の岩の上あたりかなあ。
 

 白嶽から三角点まで足を伸ばすと,自然林のよさが一層体感できる。
ただ,ルートは明瞭ではなく,安易に入るべきではない。
 
 
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