青螺山〜黒髪山
一人で登る  2018.5.4

竜門ダム〜青牧峠〜青螺山〜見返峠〜黒髪山〜見返峠〜竜門ダム  

竜門ダムから眺める青螺山。
  
場所 佐賀市有田町 断面図,概念図はここをクリック
標高 青螺山 616m
黒髪山 516m
歩く標高差 累積 約750m 歩行距離 約6Km
所要時間 4時間20分
 
竜門ダム〜55分〜青牧峠〜30分〜青螺山〜40分〜見返峠〜25分〜黒髪山〜20分〜見返峠〜30分〜竜門ダム
 
駐車場 竜門ダムに駐車スペースあり
データ  
 
GW。一人で登れる日がやってきた。大学生の娘が帰省しているので、その送り迎えの時間までに帰らなければならない。とぃっても、そんなに長い時間と距離を歩く体力もない。

 
前から行ってみたかったルートを選ぶ。竜門ダムから青牧峠の道を上り、青螺山、黒髪山を巡るメートだ。この竜門から青牧峠までの道、わかりにくくいという話もあり、なかなか足が向かないままで残っていた。

 竜門ダムから青牧峠に向けて歩き出す。
キャンプ場にはいくつものテントがあり、仲間で団らんの様子。楽しそうな会話を横に、歩を進める。

 ほどなく青牧峠と黒髪山への分岐に着く。左に道をとり歩き出すが、なかなかの急登からのの始まりとなる。一人ののんびり歩き、息が乱れない程度、脈拍でいうと135回/分程度の速さで歩く。少し汗ばむ体はちょっと立ち止まれば、風がほどよく冷ましてくれる。狭い道や鎖場もあり、変化のある道が楽しめる。道の明瞭さについては、ところどころにある標識とテープをよく見れば、迷いやすい道でもない。

 
急だった道が揺るやかになり、心地よい林歩きとなった。しばらく進むと青牧峠に着いた。この峠は道としての分岐であるが、休憩しようと思えば少し手前にちょっとした広い場所があるのでそこがお勧めだ。ここでしばらく休憩し、新緑のシャワーを楽しんだ。

 
青牧峠を経て、国体の縦走路と青螺山への分岐を過ぎると、道は急になり、たくさんのロープ場が出てくる。アスレチックのようで、なんだか楽しくなる。実は山登りを始めた15年前にこのルートを逆を逆に牧の山まで巡ったことがある。感覚としてはあの頃と変わりないのだが、いかんせん15歳年をとっている。「慎重に」を心に留めて登っていった。

 
直線の登りとなり、その先が明るくなっている。ここを登り詰めれば青螺山。
 
誰もいない山頂で、しばらく休憩する。そうそう15年前に来たときは、話し好きのおっちゃんがいて、いろいろ山の話をしてくれた。ふと気づくと、あのおっちゃんと同じくらいの年になっている自分に気づく。

 
青螺山からは、急下りの道。ロープや木をつかみながら、滑らないように滑らないように歩いた。道にたくさんの落ち葉が積もっていて、思いかけず滑りそうになる道が続く。前青螺を経て、またまた急下り。慎重に下って、見返峠に着いた。

 
ここまで誰とも会わない山歩きだったが、見返峠には、黒髪山を目指すたくさんの方が休憩されていた。この後は、天童岩を目指す。GW、たくさんの家族連れが黒髪山を目指している。

 
天童岩に着くと、たくさんの方が昼食中だった。見返す景色に、青螺山の新緑がまぶしく映る。思いの他、強風で、風を避けながら昼食となった。のんびりしたいところだが、次から次へと人が上がってくる。場所をゆずるため早々に引き上げることにした。

 
見返峠からは、黒髪山原始林の中、清流の横を癒やされながら歩いて行く。楽しそうな親子の姿、カップルの姿が微笑ましい。

 未知のルートを歩くことの楽しさを久々に楽しんだ。単身赴任の限られた身で未知のルートに出かける機会はなかなかないのだが、久しぶりの道、未知のルートを楽しむ機会を増やしたいと思った今日の山歩きだった。


 
 
竜門ダムを出発。奥に青螺山が見える。分岐を過ぎて、青牧峠に道をとる。
 
 
急な登りから始まるが、変化のある楽しい道。標識やテープをよく見て歩けば大丈夫。
 
 
 
 
青牧峠を経て、国体縦走路と青螺山への分岐に出る。ここからロープ場満載の道となる。
 
 
 
ローフ場が次から次に出てくる。
楽しい道が続くが、15年前、こんな激しい道を下ったっけと不思議な気持ちになる。若かったんだなあ。

 
 
 
緩途、竜門ダム方面が見える。出だしに眺めた山の途中に自分がいる。
 
 
 
青螺山頂に到着。ゆっくりと風と景色を楽しむ時間。
 
 
 
 
青螺山から眺める天童岩には、たくさんの方が休憩されているようだ。
 

 
 
青螺山からは急な下りになる。枯れ葉の道に滑らないように注意して降りていった。

 
 
天童岩の下に到着。にぎやかな声が聞こえてくる。
 
 
 
天童岩から見た青螺山方面。おっとっと、思わぬ突風に飛ばされそうになる。
 
 
 
帰りは清流と原始林の中の木漏れ日を楽しみながら歩いた。
楽しそうな人々が微笑ましい登山道だった。

 
 
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