舞石ノ壇山(ぬえしのだんやま)
1人で登る 2008.2.17
(ピーク等の誤記を指摘いただきましたMさん。謎が解けました。ありがとうございます。) |
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矢立林道から見た舞石ノ壇山(左側の高い山) |
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場所 |
長崎県対馬市厳原町 |
←地形図はここをクリック |
←断面図,概念図はここをクリック |
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標高 |
舞石ノ壇山536m
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歩く標高差 |
累積 約100m |
歩行距離 |
約1.5Km |
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所要時間 |
大人35分
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駐車スペース〜15分〜舞石ノ壇山北西側ピーク〜15分〜舞石ノ壇山三角点〜5分〜林道 |
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データ |
あっという間に終わるので紹介するほどでもないが、思ったよりおもしろかったので紹介することにした。
久田から矢立山林道を走ると、途中の北側斜面に沢水が凍りついていた場所があった。滝と呼ぶには小さすぎるけど、そんな氷爆(ちょっと大げさ)に立ち止まって感動する。舞石ノ壇山に向かう途中の林道はとても眺めがよい。有明山方面から東側の海への島影は日に照らされて輝いて見える。
舞石ノ壇山の登山口を探して車を走らせる。舞石ノ壇山を前面に見て、左側に大きなスペースがある。ここから取り付くと、山頂まではすぐのようである。
今回は、ちょっと先の板置地蔵尊の立て札の位置から取り付いてみる。午後の遅い時間なので、地形図を見ながら迷わないように慎重に歩く。が、国土地理院の地籍調査が行われた後のようで、山頂までは伐採されて歩きやすくなっていた。が、枝が鋭角に切られているので、つまづきでもしたら大けがである。槍が地面から出てきたような道を慎重に歩いていく。
板置地蔵尊を経て、まっすぐ進むと、山頂からの取り付きの道と合流する。まずは右に折れて、頂をめざす。歩くと、すぐ横でダダダダッと鹿が駆け下りる。着いた頂は、東側の海が美しい。安神方面の岬と海をしばし楽しむ。ここが山頂のようで、もう少し進むと三角点があるらしいのだが、このときは地形図を勘違いしており、三角点にはたどり着いていなかった。その後、折り返し歩き、板置地蔵尊からの合流地点を過ぎると、登りとなり、開けた山頂にたどり着く。ここには地籍図根三角点があった。
東側の海と島影を楽しんだ後は、北側に下りていく。しばらく行くと林道が見え、最初のスペース横にたどり着いた。
その後、矢立山林道を走るが、とても眺めがよい道が続き、天空を走っているような感じがした。ただ、対向車が来たら、ずっ〜〜とバックしなきゃなあという恐れは常に抱いておく必要はありそうだ。
ほんの30分ほどの山登りであったが、こんな山の楽しみ方もまたあるなあと思った今日である。
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久田から登り、矢立山林道に車で入る。
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林道の途中にあった凍った沢。
とても大げさに言えば「それは氷爆」のようだ。
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林道から眺める有明山と、久田、厳原の街並みと、対馬海峡東水道。
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左側に大きなスペースがある場所に駐車して、林道を歩く。
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板置地蔵尊のところから取り付く。
しばらくすくとお地蔵さんが祭られていた。
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合流した道を右に折れて、北西側頂に着く。
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頂にあがると安神方面の海。
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竜良山、木槲(もっこく)山もよく見える。
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大川海運のフェリーつばさが福岡に出航したところだった。
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折り返して、いったん頂を下り、また登り返すと、地籍図根三角点に到着する。
槍が突き出したような刈り取られた木に要注意。
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帰りの林道から見た、有明山と奥の方に白嶽。
いつもと違った角度から見ると、とても新鮮だ。
午後のちょっとした時間を利用しての、
林道巡りしながらの山登りもまたいいもんだ。
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