経ヶ岳(きょうがたけ)・舞岳(まえたけ)  
 1人で登る  2004.4.10
場所 長崎県大村市 地形図はここをクリック
断面図,概念図はここをクリック
標高 経ヶ岳1075m
舞岳867m
歩く標高差 約750m 歩行距離 約6Km
データ  
 4月,いやはや忙しい。
 でも,登りたい。

 
となると,自宅から20分で登山口に行ける経ヶ岳だ。
 8時過ぎに黒木駐車場に着く。車はまだ少ない。こんなにいい天気だから,これからいっぱい増えるだろう。
 
 
歩き始めると,菜の花達が道の横に咲いていて美しい。
 山々の木々はいろんな色の花を咲かせ,点在している。春も美しいなあ。

 冬場は荷物が多く35リットルのザックで登っていたが,今日はすぐ降りることもあり,ホームセンターで見つけた1400円の小さなザックで行った。荷物が少ないせいもあるが軽い軽い。思わずペースは上がる一方。俺,こんなに早くて大丈夫か。大払谷の石ごろごろに来ると,やっぱりばててきた。(笑) 経ヶ岳をなめてはいかん。いつものペースに戻して,つげ尾から頂上へ。

 
頂上にはぞくぞくとみなさんが到着しだす。
 ここ3日連続で登られている方,長崎市からこられた方,郡岳からの縦走の話,島根からいらした方と会った話・・・・などなど,山頂での話の数々はいつ聞いても楽しい。

 その話の中で,舞岳のシャクナゲの話が出た。今年は,つぼみが少なく,満開とはいかない様子だそうだ。
 でも,5月に訪れてみよう。花の山を歩くのはきれいなことだろう。

 その舞岳を通って下山する。舞岳側から登ってこられている方も多く会った。
 
いつものお気に入りの岩場で休んでいると。横の方でがさがさっと音がする。
 「げっ,にょろにょろか?」
 と思って身構えると,それは黒猫ちゃんだった。

 「お前は,こんな山まで登ってきて,えらい。しかも,荷物なしの裸足で・・・」
 などと馬鹿なことを心の中で思ったが,山に迷ったんだろう。抱えて降りる分けにもいかず,がんばれとお互いアイコンタクトをして別れた。

 多良の山々には山桜などの木々が色を付けていた。この前まで,雪に震えていた木立は,春に生き生きとしている。何度も何度も経ヶ岳や五家原岳の景色を振り返りながら,黒木を後にした。
 
菜の花がお出迎え。いつもの道は,前回との変化が楽しい。
 
 
 いつもの道をもくもくと。木漏れ日って好きだなあ。
 
 
山頂は,ぽっかぽか。
ここでのみなさんの話の楽しいこと。
 
 
実はデジカメを買った。(笑)
じゃあ,今までは? 内緒。

初めての3倍ズーム。うーん,迫力だあ。
って,この感動は本人にしかわからない。

 

山々には山桜が点在。
 多良山系のこんな景色は初めて見た。
 

 
舞岳下山中,標高800地点で,黒猫ちゃんと遭遇。
もしかして,経ヶ岳を目指しているのか。
 
 

黒木から鳥甲山,大花山方面は,
まるで秋のように色づいていた。


さて,帰って仕事しよっと。
 
 
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