やっぱり,地元大村から,経ヶ岳・多良岳(特別編)
今回は,ちょっと趣を変えて・・・

2003.12.27
 
 
 
 
今日は,今年最後の山登り・・・・どこにしようか考える。
 「一日ゆっくり登っておいで」と妻に言われ,遠出も可能だった。
 いろいろ悩んだけれども,やっぱり最後は,経ヶ岳を目指したい。

 今年になって始めた山登り。
 この辺りでは手強いと言われる「経ヶ岳」に登れるようになるのがひとつの目標だった。

 最初は,まったく山に負けた。歩くペース作りも知らず,ただただがむしゃらに駆け登った。
 本当に山に負けた気がした2月・・・

 それからいくつかの山を登り,再度3月に経ヶ岳へ。
 自分のペースで登ることの大切さを学んだ。そして,多良岳へ縦走。
 金泉寺に着く前に,空腹で力がでない。
 長く歩くときの栄養や水分の補給の仕方を教えてくれた。

 それから,季節ごとに通った経ヶ岳。

 自分の今の体力を計るのに,自分の体力をつけるのに,いつも役に立ってくれた。

 舞岳から下る道は,下りの体力をつけるのに絶好の急坂。
 ふとももが悲鳴を上げそうなときもあった。

 舞岳から下る途中にある絶景の岩場。
 そこに長くとどまって,人生に,仕事に,家族に,自分の存在に思いを馳せた。

 この山々はいつもやさしく私を包んでくれた。

 この1年,私を豊かな人生へといざなってくれた経ヶ岳。
 今年の最後は,やっぱり,おまえでしめよう。

 

 
 
いつも息をきらして登る大払谷のガレ
今日は雪化粧でおでむかえ

 

 
 
経ヶ岳頂上まで,あと少し,最後の急登
 
 
 
頂上の枝は雪をまとう
  
  
  
深い山々に囲まれて,その豊かさに目をみはる
 
 
 
真っ白ななにもない雪道に,私の足跡をひとつひとつ刻む
 
 
 
雪の金泉寺山小屋
気温0度

 
 
 
役の行者や石仏たちは,ものも語らず雪の中
 
 
 
 
多良権現より先にある座禅岩。ゆっくり腰を下ろして,豊かな自然と対話する
 

 
 
 
佐賀平野も雲仙も,今日はみんなひとりじめ
 
 
 
 
 また来年も,豊かな姿を見せてください。
 
 
 
 
 ごらんになってくださったみなさま,ありがとうございました。

 みなさまにとって,来年がすてきな1年となりますようお祈り申し上げます


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