鬼ヶ鼻岩(おにがはないわ)〜金山(かなやま)
肉まんさん,vision 2人で登る 2007.2.25 |
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椎原の登山口近くからみた鬼ヶ鼻岩
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場所 |
福岡県福岡市 |
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標高 |
金山967m
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歩く標高差 |
累積 約900m |
歩行距離 |
約10Km |
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所要時間 |
大人
6時間 |
椎原登山口〜1時間15分〜鬼ヶ鼻岩〜60分〜小爪峠〜2時間10分〜金山〜1時間30分〜三瀬峠 |
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駐車場 |
椎原登山口から下の道脇に駐車できるところがある。が,道が狭く対向車が来たときはちょっと大変。
三瀬峠は道路脇の空き地に6台ほど駐車できる。
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データ |
山登りのホームページを作り出して4年あまり。その頃ホームページを通じて知り合ったのが肉まんさん。インターネットを通じて知り合った初めての山の仲間である。今回,私がまだ未踏の金山を中心とした縦走路を肉まんさんに案内していただけることになった。考えてみると,2人っきりで登るのは初めてである。いろいろと話したいこともあり,楽しみにしながら今日の日を迎えた。
朝6時半過ぎ,三瀬峠に集合する。あたりはまだ暗くこの時間に駐車している車はない。一台を三瀬峠に置き,もう一台で椎原の登山口へ向かう。二人だから実施が可能な今日の縦走路である。夜が明けてくると,空は曇り,風は思ったより冷たい。
椎原から沢の音を聞きながら出発する。肉まんさんが登山道の分かれ道でいろいろなルートを教えてもらう。たくさんのルートで親しまれている背振山系であることを実感する。今回椎原の登山口にどうくればいいかがやっとわかったので,また訪れていろいろのルートを歩きたいところである。
登山道を歩き初めてしばらくして,ちょっと壊れそうな木の橋を渡る。この道が鬼ヶ鼻岩への直登路となる。心地よい沢音と早朝の小鳥のさえずりを聞きながら歩ま道である。勾配はだんだんと厳しくなり,なかなかの急登が待っていた。岩をよじ登ると視界が開け,鬼ヶ鼻岩に到着。背振山,油山,市内西側の街並み,福岡湾が一望できる。いつきても気持ちいい眺めに気分爽快となる場所である。
鬼ヶ鼻岩から金山方面に向かうと,木々の枝に黄色いものが見える。近づいて見るとマンサクの花だ。満開の木,まだまだつぼみの木,いろいろな木が目を楽しませてくれる。二人でマンサクの花をわくわくしながら探しつつ進んでいく。また登山道沿いにシャクナゲがたくさん群生している。5月の初め頃が楽しみな縦走路でもある。
時折露岩から見る北側,南側の眺めが素晴らしい。今歩いてきた道をたどる山々もきれいだ。金山の手前に来ると,肉まんさんが教えてくれた美しいブナ林にたどり着いた。ミヤコザサの中に寄り添うように立つ木々がとても雰囲気がよく,このまま通り過ぎてしまうにはもったいない。ここで大休憩をとることにした。肉まんさんといろいろな話をしながら,すてきな景色の中で癒される時間が過ぎていった。
その後,ほどなくして金山に到着。南側の長めがよい。しばし休んで三瀬峠に向かった。三瀬峠までは1時間30分の行程であったが,話に夢中であっという間に時間が過ぎてしまった。
美しい沢音に始まり,鬼ヶ鼻岩の眺め,マンサクの彩り,シャクナゲの芽,美しいブナ林・・・楽しさいっぱいてんこもりの縦走路だった。この時期にこのルートを選択した肉まんさんの目のつけどころに拍手である。
考えると,今年初めての県外の山。肉まんさんの案内のおかげでまたひとつすてきなルートを歩くことができたことに感謝である。
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登山口からしばらく行くと,木の橋が沢にかかっている。
この木橋をわたると直登の道である。
ただ,この木橋,滑るので要注意。
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沢音を聞きながら進む。
途中直角に右に曲がるところがある。
肉まんさんによると,ここだけが間違えやすいところらしい。
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息をきらして,急登を登っていくと,視界が開け鬼ヶ鼻岩だ。。
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鬼ヶ鼻岩からの眺め。福岡市内西側が一望できる。
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鬼ヶ鼻岩から見たメタセコイアの群生地。
その場所だけ色が違う。
5月になると右の写真のような幽玄な緑の森に変わる。
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道すがら,黄色い花がところどころに咲き,目を引く。
マンサクの花だ。
満開の花は,鮮やかな黄色の光を発しているかのようだった。
肉まんさんの予想が大当たり。
たくさん咲いて,びっくり。
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少し上の丘から見た鬼ヶ鼻岩。
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猟師岩山,小爪峠を経て,金山に向かうと・・・・
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金山が見えてきた。
そして・・・・
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美しいブナ林の縦走路へ。ゆっくり休んで癒される時間を過ごす。
肉まんさんといろいろな話に花が咲いた。
人はいろいろな思いを抱いて生きている。
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気持ちのよい道を話をしながら進んでいく。
気が付くと,えっ,もう金山!!
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金山山頂。数名の方が休憩しておられた。
南側の展望がよい。
この頃には陽が射してきた。
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金山から1時間半ほどで三瀬峠に到着。
たくさんの車が停まっていた。
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初めての金山は,出会うものひとつひとつが新鮮で,とても楽しい縦走だった。
この日に,このコースを選択してくせた肉まんさんに改めて感謝である。
また,どっかの山に登りましょうね。
いつまでも心に残る山歩きだった。
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